現代編で妙な仲の良さを見せた甚夜と薫、その背景には何が有るのかと疑問だったのだけど、これまた妙な話が展開されているね
薫が突然明治時代に飛ばされる展開が奇妙なら、そこに割と馴染んでしまうのも奇妙。というか、甚夜は初対面の少女に対して、また薫は見慣れぬ甚夜の姿に対して馴染むのが早すぎない…?
甚夜は鬼との関わりの中で常とは異なる在り方をする者への慣れがあって、きっと薫は時間遡行に対する慣れがある感じなのだろうか?
だとしても、薫が明治時代の人間で無いなら本質的に馴れ合う事は出来ない。それだけに天女という言い訳が必要となると。まあ、それでも簡単に馴染みすぎている気がするけども
同様に関係に馴染みを作る言い訳を用いていたのが甚夜と野茉莉と判る展開は印象的。親子を名乗る二人は本質的には完全な他人。けれど、父と娘という言い訳を用いて関係を形作った
そこで野茉莉が本質を理解しながら、それでも甚夜を父として求める点に今の二人は本当に親子となっているのだと感じられたよ
一方でこうした言い訳的に関係を形作る言葉の危機に直面しているのも野茉莉と言えて
そうか、傍目には今の甚夜って年頃の娘を養育する父親が突然若い女を傍に二人も作ったように見えるのか
兼臣にその気はないし、薫が明治の時代でそうした関係に成る事もないだろうけど、そうした可能性に対して野茉莉が本当の母親について訪ね甚夜に意識させた上で新しい母は不要と牽制するシーンに幼い嫉妬を見てしまったね