後から思えば今回の坂道のシーンってとても重要だったんだな。
前回倫也は加藤を無理やり誘い込んだわけだから、企画書を詰める段階で唐突に家族旅行に言ってしまうのは倫也からすれば当たり前だけど、加藤は切り上げて帰ってきたどころか英梨々達にプロデュースを依頼するほどの本気を見せつけた。一回目の坂道での邂逅で出会えたはずのヒロイン加藤恵を再現して、視聴者からすれば倫也の熱意なんて一時的なものじゃないの?と言いたくなる現状を「本気で夢を叶えようとしている所はどうしようもなく判る」と理解を示した。このシーンによって加藤も倫也も本気で同人ゲームを作り上げようとしていることが強烈に伝わってくる
電話口では「もう少し息苦しくて良かった」と呟いていた倫也。アレほど進まなかった企画書が1日で出来たのはあの加藤に対し息苦しくなるほどのときめきを感じたからだろうね。だからこそ英梨々達からすれば欲望が露骨過ぎて腹立たしくなってしまうわけだけど(笑)