これまでも様々な愛の形を描いてきた本作だけど、セシャトは一際に強烈な愛の形を持った人物だったね
ヨクラータが示す愛に溺れる事はあるけれど、それ以上に彼女を突き動かすのは本への執着。誰の物にもしたくないという愛が強すぎて自分で大切な本を破壊するなんてかなりぶっ飛んでいる
けどそんな自己中心的なセシャトの姿が描かれた事で、時には相手の為に自分を犠牲にしたり我慢したりするアキラとアモルの愛が際立ったようにも思えたよ
アモルはアキラとユウグレが二人で出掛けていた事により感じた辛さは伝えた。けど、それを以て二人の愛は否定しないし会った事もないトワサを含めたエルシーも提案する。が、最後には忘れてと伝えてしまう
対するアキラもアモルに問われてトワサの良さを語りはしたけど、ユウグレの顔はちらつくしアモルの前だからかそれ以上は語らなかった
どちらも相手を慮って相手を自分の想いを少し我慢させてしまう。この点は閉架室に侵入する際の行動にも見て取れるね
だとしたら、どちらかの本しか取れない状況でアキラが選ぶ行動はアモルを思い遣るものになりそうだけど…