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とても良い

ジャパンカップでの敗戦はオグリを過剰なまでに凹ませる事案となったようで
また、オグリ程ではなくてもベルノも配属からの精進を決意しているし、他所ではヤエノが敗北を受け入れて自分の歩み方を決めている
敗北は次の勝負へ向かう糧に出来るもの。けれど大きすぎて受け止められない敗北は向き合う事すら難しい。オグリが対面した苦悩はそういうものだね
ここで面白いのはオグリにとって難しい悩みは他の者にとって理解する事すら難解なのだけど、それでも手を差し伸べようとする姿が描かれた点か

オグリの敗北に直面したベルノはやばい感じな3人組の力を借りても知識を増やそうとするし、次のレースに向けて準備も始めている。実際に走る訳では無い彼女に出来る事なんてオグリに比べたら少ないのだろうけど、それでも動かずに居られない
また、六平もスクーリングを効果的に実施する為、各所に連絡するなんて手間を踏んでくれているね
オグリがゾーンへ突入する事を直接に助けられたりはしない。けれど、何も出来ないと諦めたりもしない

その諦めなさの象徴として再登場したのが北原か
彼は別にオグリの悩みを理解できる訳でも中央のトレーナーに成れた訳でもないが、走り勝つ気力が失せたオグリに何を授けれれば良いかは知っている。ここでカサマツの面々と再開できるとは気持ちの良い驚きでしたよ!
北原は試験に落ちたが「何度だって挑戦すれば良い」と吠えた。マーチもオグリのライバルとして今も負けるつもりなど無い。両者が示す負けに屈せず勝ちを諦めない姿勢こそオグリが次の勝利へ向け一歩目を踏み出す為の必要な力で、走る事が好きだという初期衝動を思い起こさせるものとなったのだと判る良エピソードでしたよ



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