大学生がお酒呑むアニメというと『ぐらんぶる』の印象が強いだけに、本作も浪人設定とかあるのかな?と思ったら作中で言及するし、どうやら原作でも同様の設定らしい事に驚いてしまったり
それはお酒を呑む言い訳というより、ぼたんという女性の深みに繋がるね
さておき、話の流れとしてはお酒を呑んでいるだけ。しかし、高品質な雰囲気や高い画力により、そして卓越した会話センスにより楽しめる作品と思えましたよ
てか、ぼたんは結構な口説き屋さんだ
いぶきは一人呑みを「気兼ねしない」と言うけれど、それは一人が好きなのではなく人に悪く言われたから一人に成らざるを得なかっただけ
いぶきのしゃっくりを好印象に捉えたぼたんはいぶきの心の壁を容易に越えたと言える
だから今度はいぶきがぼたんの壁を越えさせる番。同じようにしゃっくりを出したのはいぶきにとって良い反応ではあるけれど、ああもアルコールやその場に酔い易い子の扉を開いてしまったのは後々響いてくるような
と言うか、年上の寮長に対して「可愛いですね」はかなりの殺し文句に思えますよ!
ぼたんの「お茶しましょう」にワインを持って返すいぶきは結構アカン先輩…
でも、そもそもが立ち入った事の無いぼたんの部屋での交流だし久々の乾杯、少しくらい酔わないと緊張は解けない
けれど酔いはやはりぼたんに必要以上の影響を与えてしまうようで。酔うとあんな発言が飛び出るぼたんは無自覚ナンパ師として大成してしまいそうな気がする…
まあ、予測不可能なぼたんの振る舞いはいぶきから硬さを取ってくれたから良かったと言えるのだろうけど
一人呑みのいぶきが後輩のぼたんと二人呑みするなんて寮にとっては大ニュース、かなでだって動揺を抑えきれない
お酒の真相を知るにはお酒を介するしか無い。ぼたんの飲酒体験があっという間に増えていく……
さておき、酔ったから引き出せる言葉があれば、酔ったから漏れ出てしまう言葉もあるわけで
かなでがいぶきとぼたんの事情を知る呑みに成るかと思いきや、ぼたんがかなでの人柄を知る呑みとなったようで、微笑ましくなってしまうね