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とても良い

早くから言及されていた”本当の愛”やら”王子様”やら、その定義は如何なるものかと疑問だったのだけど、ララも同様の疑問を覚えたようで
王子様は兎も角として、”本当の愛”があるなら”偽物の愛”も無ければならぬ。ただ、そうなるとララと王子の間にあった感情は偽物だったという話になってしまう。その点を見詰め直すのがひめかと央士の恋物語か
ララと王子が運命的な出会いをしたように、ひめかと央士は運命的な関係性。けど、ララが運命のまま”本当の愛”へ至れなかったように、ひめかも”本当の愛”へと至れないのか?という点が主題となったような

ララは”本当の愛”を向ける対象として”王子様”を探す。けど、茉里や女子達の会話に現れるように”王子様”の定義は千差万別。なら、”本当の愛”も人それぞれなのかと言えば…
ララにすればひめかと央士は運命的、愛も育めるように思える。けど、ひめかはすぐには央士への愛を認めない。認めるのは叶わないと知ってから。そんな段になってしまえば”本当の愛”には辿り着けないように思える
そこでララが訴えるのはいわば奇跡のような巡り合わせか…。王子と出会えた事が奇跡な彼女にとって、愛を告げられなかった事には悔いしかない。だからひめかには同じ後悔をして欲しくない

ひめかが伝える決心をしたのはどういう心変わりだろう…。結末は判っていた筈なのに。でも、判っているつもりでいる事と判るのは微妙に違う。きっとひめかは恋が破れたと知れた事で別の王子を、”本当の愛”を探す決心が固められたのだろうね。彼女の泣き顔からは気持ちの良い晴れやかさを感じられたよ
なら、同様にララも今後、”本当の愛”を別に見つけられるかもしれない
他方、リサはあの電話で何を確認するつもりだったのだろうね?近くに居るのに遠くに居ると嘯き、愛しているというのにそれだけではない感情を覗かせ…
姉の生存を喜ぶララ、言い知れぬ激情を見せるリサ。そこにはどのような”本物”があるのだろう?



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