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良い

シーナはミミの異端さを近くで見つつも、それ以上にあどけなさを発するミミの在り方も見ている。だからか、シーナがどうしても考えてしまうのは「ミミを戦場に行かせるのは正しいのか?」という点
けど、シーナの魔力は弱いし、ミミ以外の誰かを戦場へ追い遣る覚悟もない。今の彼女はとても中途半端、但し、シーナが不満に思うシーナの在り方にミミは懐き居場所としているのも一つの事実
シーナはちゃんとミミの平穏になっている。でもシーナはそれだけでは満足できなくなってきたようで

返礼の日を中核とした今回は戦場へ追い遣られる子供達の悲哀が見えたような
古着や小物を融通し合う様子はフリーマーケットぽさがあって賑やか。けれど、それらはもう居ない誰かが使っていた物が混ざっていて、誰かを知る人が手放していると考えれば、そこには温かみだけではない何かを見出してしまう
けど、手放す人にとっては大切な人が使えなくなったとしても、別人にとっての大切な人が使ってくれれば報われるという面も見える
大切な人の関係は巡り回るもの

だからシーナが意識してしまうのはミミを大切に思う気持ちだけでなく、ミミが誰かにとっての大切な人の死因になる可能性か
けど、それを避けようと思えば、それこそ貴重な戦力であるミミを戦場から遠ざけるしかない。それはまた別の誰かの死因になる。ぐるぐる考えるしかないシーナに出来るのはミミに守られる現状を甘受する事だけ。ただ、そうして戦場から離れた平穏の中に身を置き続ける様はミミにとって嬉しいものであるのも確かで
もう枯れたと思われた草木に命を見出せるシーナは既に死んでいるミミにどのような命を咲かせる事が出来るのだろうね?



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