身寄りのない子供を戦争用の兵器として育てる学校に通う少女たち。
人を殺すための授業、誰が死んでも悲しむことさえままならない日常。
ここは不条理で、常に死と隣り合わせの日々が、「当たり前」な世界。
「どうしてみんな平気なの?」
自分の境遇を受け入れられずにいる14才のシーナはある夜、
血まみれの小さな女の子・ミミと出会う──
どんな現実が訪れようとも、生きていく。
これはそんな少女たちが見つける、あどけない願いの物語。
ストーリーは単純だが少女たちが戦争?に駆り出されているところが不穏な世界。
映像はかなり美しく、彼女たちとその世界が描写されていた。内面の描写と美しい百合関係がいい。
音楽も良かった。
序盤は戦争とかがありつつも大まかには普通の百合アニメかなと思ってたんだけど、ちょっとずつ話が怪しくなっていって、中盤あたりでセイランが死んだあたりからだいぶ切ない感じになっていってしまった。
セイランが戦争に駆り出されたときは、まぁメインキャラっぽいし怪我をしつつもミミが助けるみたいな形で生き残るかなって思っていたらまさかなすぐ死んでしまうという結果でだいぶ驚いた。
百合もメインではあるけど、心理描写がしっかりとされていて、感情に関する描写がしっかりとしていてよかったと思う。この話特有の設定を散りばめて説明してくれているのもよかった。
あとは単純に声優がすごいし、映像も綺麗だったと思う。
この作品は自分の好みにもだいぶあっていたから、そこでさらなる上乗せがされた結果、滅茶苦茶な高評価になった。
———————————————————————
話の大まかな流れのメモ(自分用)
・シーナとミミが出会う
・シーナが大怪我をして、ミミが治す
・ミミが蘇生魔法で生き返っていて不死身だと知る
・セイランの実力試験(セイランVSミミ)
・セイランが戦場へ行く
・セイランが命を落とす
・シーナに治癒魔法の適性があることが判明
・シーナとミミの喧嘩
・シーナとミミが仲直りする
・アリとセイランの過去話(アリとエスタが一緒に話しているところから)
視聴日:2026/07/11-2026/10/04
総合評価:94.0点
全体:9.5点 /10
映像:9.5点 /10
ストーリー:9.5点 /10
音楽・音声:9.5点 /10
メモ
各話平均:9.35点 /10
互換点:97.2点
時間が経ったら『OPがAmoreの作品だ』くらいにしか記憶が残らないと思う。
原作既読。本作はファンタジー設定や敵の事情といった世界観が緻密に描かれているわけではなく、死生観に重きが置かれており、決して百合一辺倒の作品でもない。物語の区切りとしてはもう少し先まで描くのかと思っていたが、セイランとアリのエピソードで着地させた。大切な人を亡くした喪失感を繊細に描きつつ、その積み上げとして原作のかなり先にあるサイドストーリーを組み込んで構成した点には、脚本の深い原作理解が感じられる。一方で、戦争の背景などは最後まで曖昧なままで、ミミとシーナの未来も持ち越しのまま幕を閉じた。何を重視するかで評価が分かれる作品だろうが、素晴らしいOP(今期トップクラス)の効果も手伝い、アニメ化としてこれ以上ない完成度で非常に満足している。
#きみ死ぬアニメ
絵がきれい。古城のような神殿のような学園すばらしい。
学園のしきたりとかも興味深い。そして学生が戦に駆り出される過酷な世界観。
それにしてもあんたが主役だったか。
相棒が死んだ後でイチャイチャシーン流すのは演出が鬼やね。
ミミの秘密やら過去やらにもうちょい迫ってエピソードがあるとよかった気もする。
最初はヘラヘラして見ていたが、最後まで見たころにはかなり好きになっていたアニメの一つ
わたたべと並んでここ最近の百合アニメでは好きな部類に入る
セイランが死んでからのギアの入りっぷりには笑ってしまったが
キスの見せ方というか、設定はかなりうまかったですね
戦争の兵器として使われる少女達をテーマとした物語であり、冒頭で主人公のシーナのルームメイトがいきなり死亡するというショッキングな展開で殺伐とした世界観というのが特徴だった。シーナ×ミミ、セイラン×アリという2組のペアに焦点が当てられていたけど前者はミミが死なないという特殊な体質というのもあり危険な目にあっても無事なんだろうなと思って観ていた感も否めなかった。後者はセイランが作中で死亡するというのもあり、その中で残されたアリの辛い気持ちというものが痛いほどに伝わって来るものがあった。シーナ×ミミの方も後半で少し拗れたりして関係性の動きというものはあったけども、印象としてはセイラン×アリの方が強く残ったかなと思う。ビジュアルとか普通に好みだったからセイランが死亡したのは個人的にもしんどかった…
キャスト面に関しては順当に実績のある人達で固めてたという印象だった、中でもミミを演じる日高里菜氏の無垢な少女の演技というものは何年経ってもいいものだなという他ない
1話からほぼ少女しかいない学校で、少女同士がペアを組んで恋人つなぎしたりして、謎の戦争をして、怪我をしたらキスで修復する、という設定がぶち込まれて、あまりに露骨に欲望をぶつけすぎてさすがに品がないなと思ったのだが、品のなさはそこがピークで、特に中盤以降はセイラン、アリ、ミミ、シーナを中心に戦争、不死と死、停滞と変化を中心に関係の移り変わりがゆっくりと描かれ、ある種の極限状況で人間関係を描く物語として楽しむことができた。
バトルを中心とした作画も非常に気合が入っており、セイランの死と同時により叙情的にアレンジされたOPとその変遷は素晴らしい。とはいえ、未だ原作が連載中のこの作品、普通であれば自我をもったミミとミミのために自立を目指すシーナの軋轢と和解を描いた12話で終わるはずで、そうなっていたなら比較的陳腐に思えていたと思うのだが…13話でアリの視点からセイランの喪失を改めて描いたことで、この作品の鑑賞後の余韻は一段階上がっていた。直後のただただ信じがたい喪失感を描いたものから、やや時間が経って、それでもふとした時にあちこちに気配を感じて悲しくなってしまう感覚、あれが繊細かつ情緒的に描かれ、それによって「セイランとアリの喪失を機に変化したシーナとミミの物語」からこの世界の見え方が一段広がり、作品自体に奥行きを与えて終わらせることに成功していたと思う。
特に序盤、花田十輝をもってしてもいまいちか…と感じていたが、こういうところでシリーズ構成面から余韻を増してくるのはさすがだと思わされた。それでもとても良いまでは届かないのがこの作品の癖が強いところではあるのだが。
子供達が戦争兵器として運用されるのが当たり前の、常に死が隣り合わせのシビアな世界の中で少女たちが己の大切な人への気持ちと向き合うような物語。自分にとって大切な人がある日突然いなくなってしまう、そんなことの辛さや向き合い方を終始この1クールでは描きたかったんだろうなと思う。主人公であるミミとシーナの百合、というのも軸の一つではあるんだけどこのアニメは明らかに一番の決め回と最終回をサブのカップリングであるアリとセイランの回に費やしていて、そこでは愛するセイランの戦死、それを受けた直後のアリの受け止め方、そして時間が経過した後でもなお残る後悔といった要素を非常に丁寧に描けていて良かった。魅せたいシーンをちゃんと描けていた気がする。
一方でクールの中で収めるのが難しい部分ではあると思うけどミミのシイナの関係性の変化としては描いていたもののそれが全体シナリオの中で印象的だったかというと微妙で、アリとセイランに食われ気味だったよなと…。まぁ構成上思い切った結果なのかもしれないがもうちょい全体的なシナリオでのインパクトは欲しかった感はある。
全編通してやりたいことや雰囲気は好きだったし、特にオープニングのReoNaのAmoreは今期有数のめちゃくちゃ良いオープニングだったね。
戦争兵器として育てられている孤児の少女たち。
いつ死んでも不思議じゃないし、自分が死んだところで世界は変わらない。
そんな過酷な運命の下で、大切な人のために何ができるか、何をして生きていくのかが描かれていた。
非力な主人公トツキ・シーナはある日最強兵器少女ミミと運命的な出会いを果たすことで、大きく人生が動いていく。
脇を固めるガチ百合カップルのセイランとアリのエピソードも良かった。
圧巻の映像美とコンテ力、一目で萌なキャラクターデザインのため画面の強さはピカイチ。
実力派声優の起用で盤石な体制。
百合作品だけどキス描写の安売りはしない方針。
チューもっと見せてーな。
OPとEDもハイレベルで特殊演出なども多用し盛り上げ上手な印象。
ただどうしてかイマイチ本編が盛り上がりきれなかった。やっぱりキッスが足りなかったか?