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良い

人魚は自分達を美しいと思い人間を醜いと感じ、そして美しい王子はララを醜いと言った。両者は見た目から相手の美醜を定めている。そうであるならば、見た目が王子にそっくりなルカが定義する美しさとはどのような物であり、それはララにどう影響してくるのか?という点が主題になったのかな…
今のララは人間で、王子に似たルカとて人間。なら人魚と人間として相いれなかったあの時とは異なる結末を迎えられそうな気もするが、王子に似たルカをララは”王子様”と定義しないのは興味深い

王子に似た外見のルカは会って早々ララへ積極アタック。ララも別に拒絶感を覚えないし、そもそも運命の人を探している中途と思えば、二人の間に恋心が生じるのを期待したくなる
なのに、二人の破綻は過去に仕込まれていたとは…。ララは王子の拒絶に光を害意へと変じてしまった。繰り返さない為にはルカの近くになんて行けない。距離を置きたくなる
でも、見方を変えれば距離を置いてルカに酷い事をしたくないと考える程度にはルカを特別視していた証とも言えて

ルカの方もララを特別視する様が見て取れるね
理由も言わず飛び出したララへ向けて、幾つも言葉を投げて橋で待って。そんな彼だからララが最も欲した言葉が言えたのかもしれない
今のララはルカが人間だから、かつての王子がララが人魚だからと拒絶した時と被って映る。でもルカは見た目ではなく心でララを求めた。それこそララが心から求めていた言葉だったというのは良いね…
見た目ではなく心を見てくれるルカと一緒ならララは”本当の愛”を見つけられるかもしれない

気になるのはルカの美的センスや転倒癖かな…
美しい物が好きだと話す彼はけれどアトリエに飾られた絵からは簡易な美しさを感じられない。心の美しさを重視する彼は人魚姿のララに美を感じた。それは王子と異なる感性。見た目は似てるのに、心は異なる
またよく転倒するのは嫌な想像を抱いてしまうけど……
ようやくララは待ち人に出会えた。それは良い方へ進んでいるんだと思わせる。けど、変わらず宙に浮かぶオブジェやララから滴る水は何らかの不穏さを感じさせてしまうね…



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