コミュニケーションにおいて相手の立場に立って考えるなんて当たり前すぎる話だけれど、ナナホシの慟哭を見る限りルディは彼女の立場で物を考えられてはいなかったという事だろうなぁ……
ルディとナナホシは日本からやってきた出自を同じくする者だけれど、ルディは転生でナナホシは転移。ルディがあの世界に馴染んだのに対し、ナナホシは異端のまま。ルディは一度死んで生を手にしたのに対し、ナナホシは生きたまま死へと向かっている
ナナホシがルディに怒りにも似た慟哭をぶつけたように、両者は日本での経験も異世界での経験も違い過ぎる。だからこそ、異なる経験を経た今になってルディが理解できるようになる流れは一種の成長と言えるか
ルディは新たな人生で大切な家族を得た。喪いたくない気持ちは充分に判る。その為に良い思い出ばかりではない魔大陸へ行くし、ちゃんと仲間達に協力を仰ぐ点に彼の様々な成長が見て取れるね
今のルディはナナホシの気持ちも、仲間達の気持ちも判る。ただ、判る分だけシルフィに家族を任せる判断に至ってしまったのだろうけど…
相手の気持ちが判るようになる流れは仲間達にも見られるね。ペルギウスの対応に怒りを見せたクリフも、故郷を理由にザノバもナナホシの気持ちの一端が理解できるようになった。そうした様子は感慨深い
他方で、キリシカの気持ちとかはどんなに立場が変わっても判りそうにないなぁ、なんて思わせる再登場方法でしたね(笑)