ミミは戦場で必要とされなぜ早くから本気を出さないのかという不満が出る程の強者、シーナは必要とされる力を持たず誰にも望まれない程の弱者。居る場所が全く異なる二人が互いを必要とするようになったのは近付いたから。シーナは包容力によって、ミミは無邪気さによって
より近付く為に、シーナが戦争に携われる自分に成ろうとしたり、ミミが戦場での傷を隠す知恵を発揮すれば、諍いや衝突が生じてしまうのは当然で
そこでかつて様々な衝突をしたアリとセイランの逸話がミミに授けられたのは印象的だったかも
ルームメイトのいない部屋に佇むアリの姿は独りに見える、セイランの物も片付けようとする。けど、アリは過ごした思い出をこそセイランの実在の証拠、今もセイランを大切にする根拠としているね
ミミの立場はアリと異なるが、今を生きているシーナを大切にする事はできる
同様にシーナもミミを大切に出来る筈。自分を大事にしないやり方で戦場を駆けるミミをシーナは許容できない。けど、他の教師や先生は戦場でそうしたミミをこそ必要とする。不死身であっても怪我をするし血も流すと知るシーナだから最もミミを大切に出来る
……だとしても戦場へ立ち入ってしまうなんて想像もしなかったけど
限定的とはいえ、戦場へ立ち入ったシーナはミミの世界を垣間見た形
一旦は同じ景色を見た二人は落ち着いて話が出来る。但し、シーナが目指したいのはミミのように戦う事でも、ミミが目指したいのは孤独になりたいわけでもない
近付きすぎた二人は対話を行い、互いに何を相手にしてあげたいか、何をして貰いたいかを話し合う事によって、ようやく喧嘩は終わったようで
その後の何もしない筈がイチゴジャム作りに精を出しちゃった穏やかな様子は微笑ましいね。叶うならそうした穏やかさがいつまでも続いて欲しいものだけど、それが出来ない点こそが二人の関係に纏わりつく問題なんだよね…