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とても良い

第一話でクトリとヴィレムが街歩きをしていた時に流れたスカボロー・フェアがクトリとヴィレムの述懐シーンで再び流れた時は泣きそうになってしまった。
あと、こういう形で終わりを迎えるとは予想していなかったから、どう受け止めて良いのか非常に迷っている自分がいる

視聴者から見ればあの二人の結末はどう考えても不幸なもの。それでも終わりかけた世界の中で幸福を知らないまま死ぬしか無かったはずの二人が、些細であっても欲していたものを手に入れられたというのなら、前回ラーントルクが語っていた幸せの定義に当てはめればそれは幸福と言えるということか
ほぼ完全に侵食が進みノフトの事も判らなくなっていたクトリが「今の私は誰が何と言おうと世界一幸せな女の子だ」と言うのなら、クトリにとってそれは迷いのない真実なんだろうね。だからこそそんな幸福をくれたヴィレムに笑顔でありがとうと伝えられる。
対するヴィレムの述懐は後悔が滲み出ている。最後の「馬鹿野郎」はクトリの幸福にも自分が手に入れた幸福にも、今の今まで気付けなかったことへの罵倒か?

二人の幸福感には負けるかもしれないけれど、ネフレンも他者を助けることを役目として与えられていたはずなのに、ヴィレムに助けて貰えたのは彼女にとって幸福だったといえるのだろうね。だからこそそのような幸福をくれたヴィレムを守るためにその手をあえて離したのかな、なんて考えてしまう

クトリ達3人は戦没者扱いか。スウォンの鼓動探知の様子を見るに生きてはいるようだけど……。
残されたアイセア達の前に再び現れて欲しいと期待してしまうけど、続きの話がアニメ化されることはあるのだろうか?それとも原作読めということですか?



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