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普通

いけ好かない印象の市長が登場したけど、彼の言っていた「我々は檻の中に居るようなもの」という台詞は本作の特徴をよく表しているなと思った
そもそも登場人物の殆どが軍艦かコロニーで過ごしている環境は非常に閉塞感が在り、またそれぞれが持つ考えも何かしらに囚われているように思えた

ジェリドは死んでいった者たちにのため、カミーユを倒すために猛毒ガスを使用する作戦にも従事せざるを得ず、アレクサンドリアの艦長ガディは戦争を勝利で終わらせるためにコロニーの降伏を受け入れず作戦を継続する、市長はコロニーを守る姿勢は評価できるもののその考えに囚われすぎて部下を射撃し更には口封じしてしまうのはやり過ぎ

それに対してアーガマの面々は同じように軍艦の中に囚われているのだけど、これまでになく伸び伸びとした印象を受ける
子供たちの面倒を見るファからは家庭的な面や女性の強さを感じられるし、それを見たカミーユのリアクションもどことなくコメディタッチになっている
他にも細々とした点でアーガマの空気は明るいものと感じられる描写が随所に在りアーガマとアレクサンドリアは多くの部分が対極にあるように感じた

それにしてもカツは多くの局面で活躍するようになったなぁ



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