宇宙世紀0087年、シャア・アズナブルはクワトロと名前を変え、反地球連邦組織エゥーゴに参加していた。
潜入したコロニー「グリーン・ノア」で、彼はティターンズが開発した黒いガンダムを目撃する。
一方、カミーユは憲兵からの尋問中に起きたガンダム墜落の混乱に乗じて脱走する。ガンダムMk-Ⅱ奪取をたくらみ、再度コロニーに潜入するシャア。その戦闘のさなか、カミーユはガンダムMk-Ⅱに乗り込み、操縦を見事にこなしてしまう。それを目撃したブライトは、カミーユにアムロの再来を感じるのだった・・・。
現状、一番面白かったアニメは?と問われたら真っ先にこの作品を挙げるだろう。
思い返すと同じような展開が続くし、戦闘シーンは変化に乏しいが、見ている間は掛け合いが面白すぎてまったく気にならなかった。
過去作のキャラの扱いも理想的だった。
減点方式でアニメを評価する人は1stガンダムのほうが好きなのだろうが、私は少しの粗は加点要素で帳消しにして評価する人間なので、こちらのほうが好み。
最終回、怒涛のラストから、いつも通り”星空のBelieve”が流れ出した瞬間の気持ちは私の語彙力では表現できない。
ちょっと中盤冗長だけど、めちゃくちゃ好き
どいつもこいつも色恋に振り回されすぎやろ。まあ現実の人間もそんなもんではあるけど。
カミーユというキャラクターはかなりすき。相当好戦的だけど基本的にブライトやクアトロをリスペクトしているのが感じられて良かった。
45話過ぎたあたりから「これまとめられなくね?」と思っていたら案の定…
敵の描写はやはりファーストガンダムの方が好きかな。そもそもジェリド以外ろくな掘り下げが無かったように感じる。
ガンダムの主人公は頭のおかしい場合が多いがカミーユもかなりイカレてる。
ストーリーは最後あれでいいのかと思うけど、劇場版を見ると、ああテレビ版で良かったんだなと気付く。
いわゆる「ファーストガンダム」の続編にあたる作品だが、本作品ではそれまでの「ガンダム」に対する思考が覆される。すなわち、善だったものが悪となる。ヒューマンドラマと言っていいほどのドラマティックな物語には、視聴者も息を飲んだだろう。
average
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基本的には、ティターンズが悪さをする→そこへエゥーゴが向かい戦闘に→その最中カミーユは女と出会ったり揉めたりする→なんやかんや撃退、このパターンの繰り返しで物語的な面白みはあまりなく、ラストもお世辞にも良かったとは言えない。しかし、MSデザインは非常に洗練されていてかっこよく、音楽は気分を盛り上げてくれるものが多いので、視聴後の個人的な満足度は案外高かった。