ラスト数話の成長物語よかった気がする。
でも全体的に辛気臭くて見続けるのつらかった。
絵とOPEDに惹かれて気になってて、当時断片的に見てたから結末を知りたかったんだけど、
なんかふわっとして終わっちゃった。地下で人形出てきたときくらいから真面目に伏線背景を追いかける気がなくなってきた。
パーティーとかデートとかショッピングとかのシーンはあったけど全体的な辛気臭いイメージに引きずられてて華やかさとかガーリーな雰囲気が感じられなかったのが残念。せっかくニューヨークなのに。
それに22話もあるんだからOPEDの雰囲気で数話くらい作れなかったのかな。あとギャグ回とか。
予告のナレーションが暗くて続きを見たくなるテンションにならないなーと思ってたんだけど、毎回執拗に「少女たちはー・・」と天丼してくるので途中から予告のナレーションを真似しながら予告見てた。
キャラデザとか作画的なところはとても硬派で好きだなあと思っただけに脚本演出構成的なところをもっとなんとかしてほしかった。
10年越しで断片的にみててやっと見終わったけど、とにかく長かった。
あと、子安ファンなら楽しめるかも。
何のひねりもない小学生の運動会なのにすごく心に残る回だった。
あんまり関係ないけどテレビで君の名は。を中年以上のお爺さんお婆さんに見せたら
「昔のことを思い出した」「過去に想い合っていた人のことが浮かんだ」と感想を言っていたのを思い出した。
これはアニメに限ったことじゃないかもしれないけど、いい作品は人の気持ちや記憶を揺さぶる力を持ってるんだなと改めて思った。
所詮ただの運動会なんだけど、入場行進や得点表の花飾り、何気ないお昼のシーンなどなど
小学校で多くの人が経験したはずのお馴染みの品々が丁寧に描いてあって、デフォルメの強い作品なのに不思議なリアリティとノスタルジーを感じてばかりの30分だった。
きっと10年後か20年後にも運動会といえばこの回と思い出して、ふと見直す日が絶対来ると思う。
素敵な作品を見させていただいて感謝感激です!