他人様の人生を誰かが弄んで良い理由なんて無いだろうし、其れで自分が戻って来れても相手が居なきゃ意味無いだろうし、そう思えるだけアリは強いんだろうなきっと。一方セイランが果てるところを眼前で見たミミはそうは思えず、何だかんだで日常の一部分になってたからこそ救えるものを救えないもどかしさというのは計り知れないんだろうな。
そんな状況になる中で動き出すシーナだったが、戦う事だけが存在意義じゃ無いし、在るものを全て賭してでも自分が出来る事で今一瞬を生き抜きたいという想いは、きっとフランの考えにも影響を与えただろうか。とは言え今のシーナには大それた事なんて出来ないけど、其れでも治癒で薬の素材を量産出来れば間接的に誰かを助けられるだろうし、そう言う意味では大した事なんて無い力なんだろうか。
でも色んな事が立て続けに起きる中で互いに傍に居続けたいと強く願うシーナとミミだが、果たして此の先どれだけのものを掬って、其の分零れ落ちていく事となるのか…。
にしても禁忌である蘇生魔法を使うくらいだから其れ相応の理由と動機は有ったんだろうが、でもミミはオカンに愛されてたというシーナの考えは正直如何なんだろうな、って思って仕舞うな自分は。