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シーナがフラン先生から「いつもの手順でよろしく」と指示を受ける程度には、セイランの死から時間が経っている様子。
冒頭の「あの子の足りない教室で、私たちはまた日常に馴染んでいく」というモノローグとともに、教室でアリがポツンと一人だけでいる描写からは、
時間が経ってもアリだけはまだ日常を取り戻せていないことがハッキリ感じられて、切なくなった。

10話以降は、ミミが「アリの蘇生魔法に対する考え方」や、セイランから投げかけられた「なんのために戦っているの」という問いに向き合っていく展開になるのかなと個人的には思っていた。
そのため、今回の話が「シーナの関心がハルに向けられるのがイヤ」というミミの嫉妬だったことは、あまりに日常的すぎて少し意外だった。
ミミの嫉妬は、セイランの死を目の当たりにし、「シーナを失いたくない、もっとそばにいてほしい」という感情が生まれたからかもしれない。
そこに、どこまで恋愛感情が含まれるかは分からないが、ミミはこれまで知らなかった嫉妬という感情を初めて自覚したように見えた。

「おやつも晩ごはんも、間に合わなくても良いや」というミミの価値基準には、子どものような無邪気さが感じられて微笑ましい。
長く生きていても精神的には幼いミミにとって、嫉妬という新しい感情を知った日であり、またシーナとの関係にも少し変化があった日でもあったように思えた。
そういう意味で、ミミにとって「忘れない日」なのかもしれない。



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