劇場版 ベルサイユのばら

劇場版 ベルサイユのばら

  • 視聴者数:170
  • 評価数:-
池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
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動画

あらすじ

将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェと、
隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢な王妃マリー・アントワネットを中心に繰り広げられる。

2人は栄華を誇る18世紀後半のフランス・ベルサイユで出会い、時代に翻弄されながらも、それぞれの運命を美しく生きる。

これは、フランス革命という激動の時代の中で、
それぞれの人生を懸命に生き抜いた
「愛と運命の物語」

引用元: https://verbara-movie.jp/

感想

全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
良い

原作未読ですが良かった。キャラは原作風で当時の少女漫画らしく目がキラキラですが、これはこれでそういう絵柄として受け入れられます。ショックで白目も本家ならではの演出。前半ミュージカル風に心情を描くシーンは多かったが、ミュージカル俳優としても名の知れる方々を声優にしているだけあって、歌に迫力があって良かったと思う。オスカル(CV:沢城みゆき)はドラマの演技は最高なのだが、歌は少々パワー負けしてた感。
後半、バスティーユ監獄戦のクライマックスは迫力のあるシーンが描かれていた。乱戦の中、命を落とす2人。オスカル、アンドレが自分の人生を歩む決意が描かれていて美しかった。こうなるとアニメ(1979)のOP「薔薇は美しく散る」が聞きたくなる。続編ではないので流れませんが。
一方、マリー・アントワネット、フェルゼンについては、エンドロールと共に絵で伝聞風に…といった感じにおさめられた。原作10巻を113分で描くので、他の多くの魅力的なキャラクターと共に省略された。原作ファンにはどう映ったのか分からないが、オスカル、アンドレだけにスポットを当てたのはいい判断だと思う。
人権宣言の「人類史上不朽の記念碑…」というナレーションが原作のままなのは良かったと思う。漫画版を読みたくなってくる。

全体
良い
映像
良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

原作・アニメ未履修だったけど,おもしろかったし楽しめた。

終始オスカル視点での物語。これはこれでよかったと思う。
前半は総集編を見ているような感じでせわしない展開だった気がする。
しかし後半のバスティーユ攻めのシーンは圧巻だった。

宝塚を意識していたのか,劇伴で歌劇調に描くシーンが多かったのが気になった。
音楽に逃げたと取られかねない。会話劇で見たかった部分もあった。

映画ドットコムのレビューは平均3.7点とちょっと低い(2025年2月18日(火)閲覧)。
ベルばらに思い入れのある人ほど評価が低い。わたしはおもしろく観たんだけどなあ…

» ベルサイユのばらのレビュー・感想・評価 - 映画.com
https://eiga.com/movie/97855/review/

…原作を読みます。原作は未読なので。。。

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