一つ目👁️ちゃん。ドアから手だけ出してきたときは厄介そうだったけど、知ってみるとなかなか可愛い感じだったな!
気まぐれで助かった命だけど恩を感じてずっとそばにいるとか一途だなぁ。
そんな妖から妨害の妨害呼ばわりされても、陣を踏まないようにと身を挺して説得する夏目の優しさ。
的場と名取の学生時代のビワの話も相まって味わい深い一話でした!
今回のはなしめっちゃ好き。
一つ目の妖怪が義理堅く、健気なのがめちゃくちゃかわいいな!w
的場さんの過去の話も珍しく。
名取さんとのエピソードでびわの味からそんなことまで思ってるんだなぁと。
家を背負ってるから非情にならねばならぬとこもあるんだろうなぁって認識を改めた。
儀式の邪魔をする妖は邪悪な存在ではなく、恩返し目的の臆病な妖だったようで
ただ、一つ目の妖が恩を返したい政清はもう何処にも居ない。そこにはままならなさを感じてしまうね
人と妖の違い、生きる時間の違い、そして住む人がいなくなっても変わらぬ家。そうした変わるものと変わらぬものが交わる世の中では人も妖もままならなさと折り合いを付けて行く事でしか生きていけないのかもしれないと考えてしまったよ
政清が家なんて無くなってしまえばいいと言ったのはきっと己の家を憎んでではなく、彼に纏わりつく三春という家のままならなさに苦しんでの発言ではないかと思えてしまう。彼自身は三春の家を滅ぼさなかったのだろうし
でも、そんな細かい感情は妖に通じない。一つ目の妖は単純な答えとして家を滅ぼせば良いなんて考えてしまう。もうそこに家人は居ないのに
もはや意味を持たない願いには虚しさを覚えてしまいそうになる。けれど、夏目は妖を見捨てなかったね
夏目も妖が見える者としてままならない人生を過ごしてきたが妖と関わる事を辞められない。その意味では彼はままならない人生と折り合えているのだろうと思える
だから一つ目の妖に、自由に生きられない政清が願った「自由」の尊さを改めて伝えたのだろうね
別の視点を持てば、飄々とした風に見える的場とてままならない家で生きる人物だし、琵琶と名取に纏わる思い出もちょっとした苦みがあるもの
そんな彼にとって滑稽で厄介な妖と生きる夏目が普通に過ごし続ける姿は羨望と安心を覚えるものではないか、なんて深読みしてしまう
名取すら稀と認識する夏目と妖の折り合い方。それだけに最後の夏目の台詞には強がりではない優しさに満ちた自由さを見出だせるのではないか思えてしまったよ
アヤカシが可愛く見えてきた
妖だけど、一つ目の純粋な思いにグッときた……
新井さんの演技も素晴らしい。
人と妖の時間。的場さんの姿と言葉。
いろいろと考えたり、感じてしまう話だったなあ。
もう家が滅んだことを理解できず恩返しをする一つ目妖怪と過去の契約を守り続ける三柱様。人間と妖のすれ違いが如実に描かれたお話でした。
#10 24/12/10
三春政清(故人)
たぶん、直近(最後)の三春家当主で祓い屋
仕事で祓い中に一つ目の妖怪を見逃す
見逃してくれたのを恩義に感じて、恩返しのために政清につきまとう
政清「三春の家がなくなればいい」
これを実行するために、一つ目は三柱(ミハシラ)を怒らせて家屋を破壊するために暗躍したのが、本エピソード
一つ目の時間感覚、死の概念はあっても寿命への認識が薄い。さらに、「三春の家」を物理的家屋敷と解釈したのが、人間とのすれ違いに
政清の「三春の家」とは、一族血縁や祓い屋としてのしがらみかと
名取はともかく、的場は妨害した一つ目をよくぞ見逃したものと思った。一つ目は運がいい
何もできない小者設定の割に、斑でさえ行動制限のかかる三春邸で行動できたのは、そこそこの実力者だったのかも
的場は祓い屋家業を重荷に感じていないようだけど、果たして本心かは不明