本来の家主が去った侘しい家屋で行われるのは異形を迎え入れる儀式ですか
本作では人と妖の様々な距離感を描いてきたけど、厄介だと感じつつも人が妖を迎え入れようとするとはちょっと珍しい傾向のEPかもしれない
でも三柱様の始末を的場が考えているように、別に人と三柱様は良好な関係ではない。それでも迎えなければ災いが訪れるから迎え入れる
名取が懸念するように異形との約束の危うさを面白い形で描く事になりそうな
ただ、三柱様を迎え入れるだけでは的場が場を支配して終わる。けれど、的場が把握していない邪魔者が登場する事で場の支配者が不明瞭となるね
そもそも夏目と名取はあの家に紛れ込んでしまっただけで本来は儀式に協力する義務なんてない。けれど、邪魔者の行為に巻き込まれた事で夏目達はあの屋敷に迷い込む事になったと言える。また、儀式を進ませまいと的場と名取を閉じ込めるなんて事もしている
その意味ではあの家で起きる事柄を支配しているのは謎の邪魔者とも言えるのかな
けれど、夏目は巻き込まれながらもあの屋敷に留まると選択し、更には的場が言う始末も批判的な立場を崩さなかった
他者の支配を受け容れず、自分で判断する考えを持ち続けていると見る事も出来るのかな?
そんな夏目が邪魔者らしき存在と接触した。これは三柱様を迎え入れる儀式を進める上でどのような事態を展開させる事になるのかな?