#戸松遥生誕祭 として視聴。この回は生誕祭としては定番。
復讐者だったキュアフォーチュンが真のプリキュアになった。
「プリカードよ、わたしにプリキュアの力を」という願いが熱い。
この願いを選んだ理由への説明となる、いおなとぐらさんの問答もシブイ。
本当は次の買い物回もセットで観るべきなんだろうけど(こちらもすごい良回)、機会を改めて。
本日の夜実況。キュアフォーチュンとの和解を含む折り返し回。
繰り返しになるけど、キュアフォーチュンがかなえた願いが、一度は失ったプリキュアの力を取り戻すことだったのが熱い。
プリカードがかなえた願いは、「プリキュアの力を取り戻す」ところまでだったとブルーは言った。
キュアフォーチュンが単騎でファントムを圧倒するほどに強くなったのは、友達を思う強い愛の力あればこそであると。
もともとキュアフォーチュンは、神に認められてプリキュアになったわけではない、言わば無免許運転だったのだろう。
友達を救うことを強く願ったキュアフォーチュンは、まさしくプリキュアの資格を獲得し、真のプリキュアになったのだ。
本日の朝実況は、戸松遥生誕祭。
戸松さんおめでとう。
ひめから預けられたプリカードで叶えた願いは、姉を救うことでも、ファントムを倒すことでもなく。再びプリキュアになることだった。
どこかに不幸が残る願いでは不十分。全ての願いを自分で叶える為の力が欲しいと言ったのが熱い。ピッコロ大魔王が若さを願ったことにも似ている気がするけどw
そしてまた、キュアプリンセスとキュアフォーチュンの和解が尊い。
プリキュア同士の、この様な形での歩み寄りが描かれたことはなかったのでは。例えば前作ドキドキ!プリキュアでは、キュアソードは地球のプリキュア達を見下したツンツンしたところがあったけど、根は正義の人だから同じプリキュアのことを憎んだりはしていなかった。
前半のクライマックスということもあり大いに盛り上げられたこの回だけど、ふたりの和解は「互いに謝罪し合った」という前段までで一区切り。本心からの和解は、日常回に戻る次回に先送りされた構成になっている。罪を償ってさようならで終わりではなく、日常でも仲良しになれてこその和解であると。
フォーチュンが自分で願って獲得した力、それが新たなプリキュアとしての力、っていうのがすごい良かったな。
販促的にも自然な導入だったと思うし。
罪を憎んで人を憎まず、が出来るフォーチュンは大人だなぁと思った。プリキュアとしての力を示せたプリンセスの成長の賜だな。