相手にふさわしくありたいという気持ちは大事だよね。
本日の夜実況。
半年前ぐらいに観た回だけど、前回の感想では足りてなくて。プリキュアとしての資格だけでなく、「コンビとして上手くやっていく為には、腹を割った意志疎通が必要」という、序盤で是非押えておくべき大事なメッセージも含まれている。
この意志疎通が、代表的なコンビ技「フローラルパワー・フォルテッシモ」の習得につながる。のちの「フォルテッシモする」。
つぼみは、自分のことをどう思っているかをえりかに尋ねるべきだった。確かに聞きにくいことではあるけど、コンビ解消まで考えるほど思い詰めていたなら。
えりかは一言多いところがあるけどw、一方で「つぼみを大切に思っている」という、肝心なことはまだ十分に伝えていなかった。戦闘中ではあったけど、「ブロッサムじゃなきゃだめなの!」、その言葉がまさに必要だったのだ。
ウザキャラやギャグメーカーでは終わらない、友達思いなところや、ぐいぐい引っぱる行動力を持ち頼りになるところ。えりかを知る為に是非観ておかなければいけないのが、この4話であると感じる。
テニス部でダブルスを組む、よく似た悩みを持った二人組が登場。
こうしたパラレル進行は、ハトプリでは今後も頻繁に行われる。
先の展開のネタバレあり。
「きっとあたし達は、お互いの力が必要なんだよ」
互いを無二のパートナーと認めたふたりは、コンビ技「フローラルパワーフォルテッシモ」を身につける。
個性の異なったメンバーが必要であることは、プリキュアそのものの普遍的価値と言っていい。
何ごとにも器用なえりかとの比較から、プリキュアの資質にも自信をなくしていたつぼみ。彼女が少しだけ自信を取り戻すことができたのは、薫子さんの励ましもあったから。
曰く、「やさしい心と強い心」を持つつぼみは、プリキュアの資格が十分にあると。心の強さとやさしさはプリキュアパレスの試練で改めて試され、また、最終局面ではムーンライトを精神面で支えることにもつながってゆく。
これはよい二人変身。
えりかは悪い子じゃないんだけど、ちょっと言葉が足りないかなという感じ。
つぼみはちょっとウジウジ虫。
コンダラの下での仲直りが素敵。
理科の実験でアルコールランプを使ってる時代。
うおお2人同時変身バンクきた!合体技フローラルパワーフォルテッシモももう4話で繰り出すのね。
えりかに比べて劣っていると感じたつぼみが、(本人は全く悪意のない)えりかの台詞に追い打ちをかけられたけど、やがて誤解だったとわかって2人の絆が強まるという流れがいい。「ブロッサムでいい、じゃなくてブロッサムがいいの!」1話で多少ギクシャクしてた2人だけに、微笑ましい。
(2017/6/27)