久川綾生誕祭にて、キュアムーンライト変身回の前後編を視聴。
この回は後編、感想は前回の通り。プリキュアとしての完全復活を象徴するような、覇気ある表情が印象的。
サバークはダークプリキュアに対してだけは、実の娘のようにも見える愛情を持つ。
戦いに敗れたダークプリキュアを抱きかかえるシーン等からもそれはわかる。真相を知った上で観るととても残酷なシーンだ。
コロンの命を奪っただけでは飽き足らず、この男はどこまでムーンライトのことを苦しめるのか。
殺しのプロかな?と思うほどに釣り技や跳弾というトリッキーな戦い方をするキュアムーンライト、強すぎる。
登場回の無敵補正を差し置いても裏打ちされた技術をそこに感じるので、やはり一人でプリキュアをやり抜くってのはすげー大変なことだったんやろうな……を背中で語られた気分になったぜ。
本日の夜実況。
こころの花を蘇らせる為の試練は前回で終わってて、今回は、満を持して大暴れするキュアムーンライトを堪能する回。
以前とは比較にならないほど、凛々しく覇気のある表情。また、プリキュアの種はコロンの力を常に宿す。
元々強かったムーンライトではあるけど、様々な力を授かった今日のムーンライトは、その復活前をも上回る強さだったのではないかと想像。敵幹部全員を実質ひとりで片づけ、やりすぎと思えるほどの強さであるw
今までのうっぷんを晴らすかのような押せ押せの展開だけど、サバーク博士がダークプリキュアの側に立つシーンには胸が痛む。
ゆりの元気を取り戻す為にハートキャッチミラージュの試練まで受けたのは、彼女の意志を引き継いだプリキュアたち。
お礼の言葉のひとつも聞きたかったところ、ゆりの不器用なところはあまり変わっていない。とはいえ、ファッションショーのモデルを恥ずかしげに承諾した態度を見れば、感謝の気持ちを察することもできよう。
作画がスゴい。ムーンライトのガチ体術が『ふたりは~』みたい。ダークプリキュアのやや写実的な顔が怖い。
ダークプリキュアは戦闘で押していても偽物コンプレックスの焦りみたいなものがあって、逆にムーンライトはコロンに見守られているという精神的な安定のおかげで落ち着いているように見えた。
コロンは光の粒になってバラバラになって、コミュニケーションができず認識しづらい存在に戻ってしまったけど、心の大樹に必ず存在していると思えば悲嘆にくれる必要はない。
サンシャインは避けられる攻撃でもイージスを多用し過ぎだと思う。
ムーンライトがひたすら強くてかっこよかった回。コロン……。
この状況だと、ブロッサムとマリンとサンシャインが弱すぎるので、さらにパワーアップする工程が近々あったはず。
バトルも凄いがやはり見所は終盤の「キミは本当に泣き虫だなぁ」コロンの名台詞(ノД`)ここで目を潤ませるムーンライトがせつない…
シャイニングフォルテッシモさえ打ち破るダークプリキュアと、唯一互角に戦えるムーンライト。3幹部も1人で次々と噴水へ跳ね飛ばし、ムーンライト無双状態w
「お前は私」の意味を訊くムーンライト。月の光と月の影、ダークプリキュアとの関係にヒントが。
(2017/7/19)