今まで溜まってたものが爆発した回だった
こういう感情的な回は高評価せざるを得ない
しかし、結局は旅行雑誌による喜翆荘の評価は低く…。納得いかないみんな、そして特に緒花は雑誌社に乗り込むことにしてしまう。なんだか無茶にも思える緒花だけど、きっとそこにはみんなの頑張りを認めて欲しい、頑張ることが輝けることに繋がると証明したいという思いがあるように見えていた。
そして、東京まで来た緒花だけど、あの評価記事を書いたのはそもそも喜翆荘に来てもいない母・皐月だった。「大人の事情だからしょうがないし、今までだってそうやって仕事をして緒花を育ててきたんだから」というお母さんだけど、緒花は今までお母さんに我慢してきたこと全部とまとめて怒りを爆発させてしまう。
でも、お母さんからの言葉に緒花も頷ける部分があるのだと思う。「人に胸を張れる立派なものだけが仕事じゃない」と自分で言いながらも、それで緒花を育ててくれたお母さんの頑張りと優しさまでは、緒花も否定できないはず。でも、自分の頑張りが報われてくれないことへの悔しさも確かにあるから、その二つの間で割り切れずに余計に悔しくなってしまう。
だから、そんなどうしようなくなってしまった時に、民子と徹さんが現れて、緒花は思わず泣き出してしまったんだと思う。今も昔も頑張りが報われてこなかった東京の中で、頑張れば頑張った分だけ認めてきてくれた喜翆荘という居場所を感じることができて、どこか安堵感といっそう際立つ悔しさとが涙に溢れてしまったように見えていた。
東京へ殴り込み。この記事を書いたのが母親だったというね……孝一くんともすれ違って飛び出してからの民子ちゃんと徹さんの安心感よ。
都会の過去と、田舎の現在が、どんどん離れて行く感じがしました。また、都会の喧騒もそれを増幅している。
緒花ちゃん、最近よく泣くね…
温泉ガイドのランキング結果判明。まさかの温泉街全体低評価。緒花は出版社に乗り込み書いたライターを聞き出す。まさかの母親だった。
バイト先で女といちゃいちゃする不幸ちゃんを目撃してしまう。久々に話をするも噛み合わず。雨の中飛び出す緒花。
ひでぇ親だ。
温泉の評価については、まぁ政治的な事も実際あるだろうし仕方ないが。
花ちゃんの行動力すごいわ。
孝ちゃんとはちょっとすれ違い・・・
緒花ちゃん、東京へ戻る。なんかものすごくふわふわした話やったな。やっぱり花ちゃんにとって東京って何も解決してないまま置いて来た場所だからそんな状態で戻れば解決してないことがまたやってくる。だからこそ色んな目的が生まれて、どれも中途半端になってしまう。前までの花ちゃんだったらそれを享受してたんやろうけど、喜翆荘で働き出してからの花ちゃんは誰かのためにただ一つの目的のためにやって来たからこそ、ようやくおかしいことをおかしいと思えてるのかもしれない。
「ぼんぼる」が生まれた瞬間かぁ・・・尊いなぁ。
緒花の変顔かわいい。