評価 SS 80点
お母さんがかわいそうすぎますよ。ストーリーの荒は若干あったけどまあ良し。
これはBD買う作品だな。
何度でもみたい。弟と被っていつの間にか涙が止まらなかった。親になったら今度は、親で子供の私はどう感じるだろう。
☆☆☆☆☆
3.3/5
質の高いアニメで、親からの無償の愛が愛おしいし、人と狼それぞれの人生を歩んでいく雪と雨の対比が良かった。出産、育児、生活、就学など"人生"を描くのは好きすぎる。特に後半が好きで、前半は苦労話で同情や感動をしようにも疑問が生じてしまう生活を見せられた。シングルマザーってこういう感じか笑、あと一橋に通ってたのも笑う。
活発な女の子である雪が人、控えめな男の子である雨が狼としてそれぞれの生活を望むという展開は驚いた。獣くさいと言及した草平に追いかけられた際に狼に変身した際はどうなるかと思った。しかし草平は誰にもそれを言わないし、終盤の大雨で草平にその秘密を打ち明けるシーンは最高すぎた。秘密の共有ってそういう相手ですからね!! 一方で、雨はキツネ先生との出会いを経て山で狼として生きていくんですよね。雨を探しにボロボロになった花を助けて、目が覚めた花と別れるシーンは良すぎる。雄叫びで自分が元気に生きていることを伝えるのたまらんね。
前半についての疑問としては、生活費や戸籍などに疑問を持たざるを得ない点が多かったこと。彼の残した少ない貯金を切り崩して生活していたようだ。しかし、雪が2歳から小学校入学までの約4年間を3人で生活するには少なくとも数百万が必要だろう。特に富山に行くまでは賃貸だし野菜も育ててないし。自然出産だと戸籍や保険証もどうなんだろうとは思ったが、私は子供を持ったことないのでそれは言及しにくい。まあ何であれ韮崎さんのおかげで野菜も育てることできたが、田舎はまじで大変そう。
気にしてはいたが『戦う姫、働く少女』で扱われていたのをきっかけに視聴。
狼というファンタジーが子育ての困難を効果的に演出している。
雪が非常に社会的に自意識を作っていくのに対して雨がふと狩りに目覚めるのが印象的。
『竜とそばかすの姫』でも思ったが、細田守のSF的感性は止まっていても人間ドラマを描く力は素晴らしいものがある。
「竜とそばかすの姫」公開記念!金曜ロードショーにて 2021-07-02
人間とオオカミ
どちらでも選べるように——
お母さんの苦労、子どもの苦悩、生き方の選択
お父さんがあんなに早く退場してしまうとは思ってなくてかなりショックだったけど、おもしろかった。
雨は立派にやっていけるんだろうか。元気でね。
2013/8/19【レンタル】映像は綺麗だけど、面白いかと問われれば微妙。小説読んでるので行動理由とか背景とかわかるけど、読んでなかったら色々不完全燃焼だったと思う。不十分すぎる! 映画単体だったら星もうひとつ落とさないといけない。小説でもつっこみどころ満載だったけどw
細田守シリーズ3作目ということで動物、環境物がきた。今まで電子・時空物で4作目も動物・環境物。となると5作目は?