本日の夜実況。ネタバレあり。
魔法界とナシマホウ界の接近は「終わりなき混沌」復活の前触れであり、それに気付いているのはデウスマストの腹心オルーバだけ。プリキュアたちはその前触れを無邪気に喜んでいる…という状況が、周回勢には味わい深い。
オルーバが「闇の魔法」のヒントを魔法界にばらまいたことが、デウスマストの復活につながっている。
そうとも知らずにデウスマストに対抗する力を得る為に、まんまと闇の魔法に手を染めた哀れなクシィ。本当だったらこの回での補習メイトたち同様、無邪気な学校生活を送れたはずの校長とクシィ。彼らもまた、オルーバの策略によって人生を狂わされた。(「補習メイト」って呼び方、なんとかならない?w)
言って見れば全ての元凶はオルーバであり、眷族の実質的なリーダーとして、もう少しだけ丁寧に描写されれば良かったキャラだったなぁ…とは思う。
宇宙の滅びと創造などと言った、おおよそ善悪の範疇に収まらない背景が劇中に現れ始めた。
キュアミラクルは、このような大きすぎる問題に対しては「わからない」、時には「どうでもいい」と言ってきた。それは彼女が中学生だからではなくて、たとえ大人であっても誰にとっても手に余る問題。(キュアフェリーチェだけは例外として)
だからこそプリキュアの「正義ではなく日常を守る為に戦う」という、身の丈に合った動機は正しい。
本日の夜実況。
本当の誕生プレゼントが箱の底に入っていたことに、リコが気付いて喜ぶシーンがよかった。こうして見ると、びっくり箱はジュンの照れ隠しだったとわかる。「泣く子も黙る」ジュン、見かけによらないもの。
少し先の展開のネタバレになるけど、魔法界とナシマホウ界の距離が近づいているのは、実は「終わりなき混沌」の手による破滅への予兆。しかし一方で、物事には多面性もある。魔法学校への「放課後留学」とはいかにも楽しげ、この経験が得がたい思い出となるであろうことも間違いない。
「闇の魔法」の書物を探しに来た校長に先んじて、探し物は真の黒幕オルーバの手に。
一見柔和に見えるオルーバも自身の使命にしか興味がなく、人の営みに対してかけらも理解が及ばない点では、他の「眷族」たちと何も変わらない。
ドクロクシー様は完全に過去のこと扱いかと思っていたら、敵が彼のノートを奪いに来たし、最後は少し話に絡ませるようだな。
昼間はナシマホウ界の学校、放課後は魔法界の学校って忙しいなw 友達とのお泊りパジャマパーティーはいいねぇ。
校長先生が探してたクシィの本がオルーバの手に渡ってしまった…何をするつもりだろう。。
(2016/12/6)