全部お義父さんが悪いんじゃねーか! に始まり、安井六段との対局、そして。
零はクリスマスプレゼントを通知表と例えたけど今回は幾つかの「通知表」が出てきた気がする。
まずは学生としての成績を示す通知表。数学と物理が良かったのは将棋で鍛えられた力が関係してる?
クリスマスプレゼントは子供が親からどれだけ愛されていたかを示す。香子や歩が貰った物は子供として微笑ましい物だけど、将棋一家の中では零が貰った駒だけが合格の証。あの瞬間の二人の顔があまりに悲しい…
そして棋士としての成績を表す感想戦。二人の対局がセリフもなく終わってしまったことに驚いたけど、振り返りとして表現するためか。安井は判んなかったから仕方ないとかプレゼントを手渡し後もまるで零のせいで負けたとでも言いたげな言動だけど、感想戦の中で安井の「通知表」を紐解いた零には安井の力不足や逃げが判ってしまうんだろうね。だからそこもう少し手を伸ばし勝利どころか子供の幸せも逃してしまった安井が許せないのか
残念ながら読み解けなかったのはプレゼントを渡した後の右手の表現と慟哭した場所が公園だったことか。この作品では心の内側を叫ぶ場所は川沿いだと勝手に思っていたけど、公園で叫んだのはどんな意味があるのだろう?
自分に負けて八つ当たりしていて、見ていて辛い。桐山が本心を叫ぶシーンの吐き出す感じが良かった。
ストーリーはもちろん、音楽も心象描写も素晴らしかった。さすがシャフト!
「プロとは言い訳をしないこと」という名言があるが、負けて零を逆恨みした安井6段は真のプロではなかったということ。
この回、対局中や零が叫ぶシーンのBGMがすごく良かった。
姉さんは出るたび毒の種まいてく。
気持ちよく勝てない相手続く。
家庭に仕事のあれこれ持ち込んじゃいけないな…
逆も然り。
香子の嫌がらせが酷い。
対戦相手は最後に零が叫んでたように自身の問題であってこっちは知ったこっちゃないよな。自分だったら面と向かっていってるわ。
2017/1/23【録画】レイちゃんがキレたwww よくわからない。展開が。レイちゃんはキョーコさんに惚れてるの? だからあの毒(?)がクセになってるの? 対局のたびにメンタル引っ掻き回されてるのに? レイちゃんMなの?
将棋を通じた人間ドラマと化している
寝込み未遂事件みたいなの、なかなか説明されないな
姉が毒をはきまくって対局相手のご家庭情報を漏らして情に訴えてくるこの流れ、続くのだろうか?
川本姉妹や学校の先生が、
桐山に感情的に寄り添ってくれる存在なのだとしたら、
香子は毒を吐くことで桐山の目の前にある出来事から
逃げさせないようにしているのかもしれない。
なんだかんだ毎度の対局の情報を知っていることも含めて、
桐山のことを一番理解しているのは香子なのかもしれない。
10年も一緒に過ごしていたんだもんな。
香子の毒を聞いていたいという桐山の気持ちは、
どこからくる感情なのだろうかは分からない。
でも、何かひっかかってしまうなぁ。
※前話を見た後に食べた鰻重は美味しかった。今話を見る前に食べにいって良かった。安井さんはあかんよ、ほんま。
前回同様、やはりプロ棋士といっても普通の人間と同じ世界の住人なのだ。常に勝ち負けのストレスにさらされて、たった1人で立ち向かわなければならない。精神がおかしくなりそうだ。しかし、そんな世界で勝ち続ける人間とは一体…。
暗渠はあるけど、橋も川も無い渋谷を零に歩かせたのは、めずらしい展開でした。まあ、前回との対比なのでしょうけど。
香子の精神攻撃2連発。香子が零に奪われたと思っている彼女の望んだ家庭への恨みは、こんなものじゃ済まないとでも。
前回に続いてまた後がない相手との対戦パターンかと思ったけど、今回は前回のじいさんと違って癒し・ギャグ要素なしだった。でもこんなもんだよな。最後の零の叫びも、勝負が始まったらまわりを不幸にしてでも勝ちにいくってのも勝負の世界に生きるならそんなもんだよなと納得。
またも対戦相手の負け背景に引き摺られる。家族に暴力振るうという前回より格段に感じの悪いおっさん。クリスマス、家族、姉、父親、叫べ!
でも連続でひなちゃんが出なくてツラい。