広田さんこんな脚本かけるのか……はぐたんの使い方が素晴らしかった。
しれっとロリキュア回を匂わせてきたので楽しみだぜ。
子供が産まれる、弟が産まれるという状況であり得る小さい子と親の心の在り様に踏み込んだ回。以前は、お産に寄り添って新しい命の尊さに触れるというアプローチの回があったけど、今回は妊婦とその家族の不安の克服に重点が置かれていた。
さあやがそこから医師の患者への向き合い方を学ぶという要素も素晴らしいし、ハートフルなのだけど、教育的に満点すぎて面白味という点では微妙と思ってしまった。
本日の夜実況。この回も評価が難しい回だ。
よいところもあったので、無難に「良い」にしておく。
作画面からみていくと、今日の作監は宮本絵美子さん。HUGプリは概ね、宮本さんと山岡直子さんが交代で作監している。かようなレジェンド格の方達が作監しながらも崩れる回は崩れるのだが、この回は宮本作監回にふさわしい安定した作画だった。
ゲストキャラ「あや」のキャラデザもよかった。またキャラデザだけでなく、「弟が生まれることで、もう自分に両親の愛情が向けられなくなる」という歳相応の心配もよく描写されたキャラだった。
「出産」という真剣なお題は買うけれども、このお題を果たして持て余してはいなかったか?
「教科書を朗読しているかのような説教臭さだった」と率直に言ってしまうと、叱られるだろうか。さあやがお産(特に帝王切開)についてネットの情報に振り回され、「大事なのは人の心」と窘められるくだりも、思慮深いはず彼女を今さらおバカに描写することには違和感あり。
いつものことながら、戦闘は今日のお題(今日で言えば出産)とはほぼ無関係なノルマ戦闘。
そういえば、さあやの女優としての最近の成功が、冒頭に駆け足で描かれていた。
自分は26話「大女優に密着!さあやとおかあさん」で描かれた、さあやと母の関係がとても好き。
だから、この回を更に上回る説得力がなければ、さあやの進路変更には納得しがたい。
本日の夜実況。
改めて観るとこの回は悪くない。職業体験や母の強さ等、シリーズ当初の、本来のテーマにも合った回。
「帝王切開は立派なお産」「ネットにある情報が全てではない」等には、正直言って説教臭い軽薄さを感じたが(事実ではあるから、多分に言い方の問題)、ゲストキャラあやとさあやの触れ合いや、さあや自身の作画も良かったと思う。
あやははぐたんを「かわいい」と言った。あやは「ママを取られてしまう」ことへの不安を持っていたけど、この「かわいい」は、まだ見ぬ弟を愛でるのと同じ気持ち。さあやのあやに寄り添う優しさが、あやを変えたのだ。
こうした、さあやとあやという切り口のほうは、とても良かったと思う。
一方、女優としてのさあやという風呂敷。特に26話はすごい良回だったけど、もし医師という進路が本筋だったなら、この回は良回だったかどうかに関わらず蛇足ということになってしまわないか?
そうでなくても、さあやの女優としての成長描写は既に端折られ始めている感がある。女優も医師も、どちらの掘り下げも中途半端。
さあやの進路に限らず、残りの話数で全ての風呂敷を畳むことが到底不可能であることに、大抵の視聴者はもう気付いていたのではないか。
さあやちゃんマジ天使可愛すぎ
メタ発言満載で笑わせるんじゃあないッ!
弟が生まれて自分だけのママじゃなくなる葛藤…長男・長女あるあるなんだろうなぁ(自分は一人っ子なので想像しかできないが)。
母親は母親で帝王切開を「つまずき」と言っちゃってる。。そんなことないのにね。女医さんの言う通り「帝王切開は立派なお産」なのにね…。
検索魔さあやに、ネットの情報だけでなく目の前の親子に向き合うことの大切さも説いていたけど、育児書も同じだよね。
周産期、小児病棟に中学生が入れるのか?という
産後は、取ってつけたようにマスク着用でしたけど。