人の脳内に潜り込み、記憶を操る能力を持つ者達がいた。
彼らのその力は、事件の揉み消しや暗殺など、裏の世界で利用されてきた。
人の精神を壊すほどのその力は、同時に彼ら自身の心を蝕んだ。
彼らはお互いを鎖で縛り付け合うように、脆く危うい心を守った。
彼らは恐れと蔑みからpet(ペット)と呼ばれた。
設定とか世界観とか好き。
言葉にしがたい何とも言えない終わり方をした……。
雰囲気がすき
設定が難解だったけどおもしろかった
映像のクオリティが内容に追いついてないところが惜しい
徐々にこじれて個人が壊れていくのは見ていて歯がゆい
キャラの性格や行動がパッとしないので全体に地味だが逆にリアリティがある
殺伐とした展開が延々と続く、陰鬱なストーリーだが
所謂「精神世界」へ視聴者を引き込む演出は巧みである。
主要人物は裏稼業に身を投じ、当初は悪事に荷担するも
仲間を守ろうとしたがために、雇い主に敵視され
組織から追われる身となり、複数の世界を巡って
駆け引きが繰り広げられる。
すでに廃人と化し、死人同然に扱われていた者と
再会を果たせるかもしれない、と匂わせた場面で幕を閉じるが
現世では破滅同然の日常を送る者たちが、いかにして
精神世界に活路を見いだすか、その先を知りたくなった。
最後ちょっと良かったよ?意味は分からんけど。(笑)桂木はいい奴だった。ちゃんと見とけばもうちょっと面白かったのかなぁ?主演の子の演技が無理だったなー。
【★★☆☆☆】
難解、かつうすら寒い恐ろしい話だった・・・。ヤマとか扉とか鍵とかいろいろコンセプトが最初難しかったし、アイディアが強力すぎて世界観を自分の中でどう確立していいのか戸惑った感はあったが、昔の暖かい記憶みたいなのが人の行動原理の底にあるというモデルなのかなーと思いました。ラストは意外感もあり切ないですな。セリフの半分ぐらいが中国語というのも異例で、日本人の声優さんでは相当大変だったのではないかと。
絵柄がいまいち好きになれない