情報量がすごい,目がいそがしい,脳味噌に濃度六倍のアニメーションをたたきこまれたような気持ち.
まるで未来のアニメを見ているようだった
各フレームをCGで作画し、それに手描きを加える
この手法のおかげで、アニメにおけるCG特有の違和感がなくなり見事に全体と調和していた
CGっぽいけどCGじゃない?いや、超絶上手い絵か?
まさにそんな感じだった
ゆえに最初から最後まで神作画
今後のアニメーションに大きな影響を与える作品だと感じた
CGと手描きの融合
最近の中国なら喜んで模倣しそうな手法だと思った
で、でも、ソニー製だし ま いっかw
(本作で使われた技法をSony Animationは米特許庁に申請済み)
日本も中国並みにアニメ制作を金銭的援助でもしてゴリ押しして欲しい(国策)
もっと景気良くならないかなー
映画産業が発達しているアメリカはお金をふんだんに使えるのが羨ましい
そこから新しい技術が生まれてくるのだろう
CGを制するものはアニメを制す
そんな時代を予見させる映画だった
【一人じゃない】
ーーー
その言葉は、これまでの数多ある物語ではヒーローから誰かへのメッセージだった。
【("君は") 一人じゃない】と。
私はかねてからこの言葉には疑念を抱いていた。その言葉で救われる想いもあっただろうが、私には逆に、その言葉を誰かから言われない限り、抜け出すことはできないという絶望を暗示しているようにも思えたからだ。
ーーー
本作に登場するスパイダーマンたちヒーローは、自身が皆、等しく孤独を感じていた。
そんなヒーローたちが次元を超えて他のヒーローたちと出会ったことで、仲間がいることの心強さを知る。
【("自分は") 一人じゃない】と。
各々が、ずっと一人で戦ってきたヒーローだからこその悩みがあり、体験や心情的な意味で、誰にも理解されることがなかったからこそ、この出会いは希望だったに違いない。
ーーー
しかし本作の主人公・マイルスは、スパイダーマンになったばかりで、他のヒーローたちのように活躍し誰かを救ったという実績もなければ、まだ自分で能力をコントロールすることもできなかった。
同じスパイダーマンだけれども、同じヒーローではない。
その事実が、より一層彼の無力さを、孤独を、彼自身に重く痛感させただろう。
そんな時、マイルスの父からの言葉を受けて、彼は彼自身の中で、覚悟と勇気を見出す。
【("自分は") 一人じゃない】と。
ーーー
本作は、ヒーローだから強いとかカッコいいとかではなく、マイルス自身が、"自ら奮い立つことでヒーローになった"のだということが、私にとっての大いなる希望に感じられたのだ。
物語を終えて、ヒーローたちは互いの次元を離れたが、【一人じゃない】という可能性が、この先の彼らにも、そして私にも、きっと胸に残り続けるだろう。
先行上映で見ました。
この世に存在する全ての色、10年分のグリッチ表現、ハチャメチャなアクションがあった気がします。
これがアニメーションしているという事実が信じられません。
ぜひ映画館で見たほうが良いです。
スパイダーマン多いな!数々のスパイダーマンのクロスオーバー面白かった。次はスパイダーマッ!も出るらしいから楽しみだな。
普通。主人公のマイルスがなかなか能力を使いこなせるようにならずもだもだやってて爽快感が足りなかったかな。それがクライマックスの展開につながってもいるのはわかるのだけど。いくつかコミックス的な演出があったのは面白かったけど、反面、そのせいでわかりづらい点もあったので良し悪しといった感じ。