歌詞が生まれる直前の一瞬一瞬のひとときに見入りました。それは梅雨の空気感のように暗くてじめじめしていて、でもどこか暖かかったです。
☆☆☆★(3.5)
秋彦と雨月が出ているのでもっと高評価にしたい気もしたんだけど、真冬と由紀がそれどころじゃないんだよな。母子家庭で鍵っ子であるという表面的な家庭環境だけが、つながりあった理由ではないでしょう。「しゃべるとお父さんがぶつの」「それはお父さんじゃないんだぜ」という会話。高校生の飲酒描写。町田、下北沢、神奈川ときたらそりゃ新宿にも行くし、小田急線なんですよね。「鹿島柊は許されたい」のモノローグは漫画ならいい気はするけど、映像向きなのかはよくわからないな。
雨の静かな感じが良い。
プリン頭の柊は由紀が死んだ直後は何もしなかったのに、今頃になって罪悪感から真冬に接触してきて自分勝手だなと思った。脆そうで危うい感じの真冬とコミュニケーションを取るのは難しそうで、あまり関わり合いたくないのは分かるけど。
由紀の死は自殺じゃなくて、急性アルコール中毒で死ぬ気はなかったんじゃない?と思うけど、当事者達はそんな風には見れないのかな。
雨月には秋彦とは別の彼氏がいて、二人で不思議な距離感でベタベタしてる。
秋彦とは恋人じゃないのか
なんかよくわからん
誰も踏ん切りつけられなくてみんなもやもやしてるからかな