2120年、東京。シビュラシステムによって管理された社会で、刑事課一係を率いて事件を解決してきた二人の監視官、慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、事件を捜査していく渦中で真実と正義を巡り決裂してしまう。それらの事件の裏で暗躍する梓澤廣一は、ついに刑事課そのものを標的に定め、公安局ビルを襲撃する。かつてない窮地に立たされた公安局刑事課一係。灼と炯の信義を問う、最後の事件が起きる――
ビフロストの正体もコングレスマンの正体も最後に種明かしがあって良かったけど, 常守朱がなんで拘束されていたのかはわからずじまいだったなぁ
何を保留されていたんだろう? シュビラに組み込まれようとでもしていたんだろうか?
3期の決着というところ。
最終回からだいぶ日も空いていて思い出しながら。
また3期見返した後に見た方が良さそうね…
アクションシーンをふんだんに盛り込みつつ、今まで出てきたキャラクター総動員で、映画らしい構成。
しかし3期はいろんな政治問題が関わってるから話がややこしくて敵わん笑
結局は、シビュラに愛されたくて、シビュラの一部になりたくて「シビュラの選択」のように振る舞った結果、いろんな事件を引き起こしたと、そう読みといた。
宮野さんのキャラ、悪者だと思ってたけどそういうわけでもなかったのね。まさかの新局長になるとは。
あかねも解放され、さあいったいなんで捕まってたんだいという話がされる前におしまい。次はそこを細かく描いてくれそう。
まだまだ広がり続けていくサイコパスワールド、次回はどんな話を見せてくれるのだろうか。
3期から切れ目なく続きで見たので違和感なかった。(1期からの)予備知識がないとわかりにくい内容だったかもしれないが、それでもとても面白かった。以前からのキャラ(特に霜月課長!)や、3期からの新コンビの二人もよかった。
常守のエピソードは語られなかったが、後のお楽しみですな。
映画ではなくテレビ1クールくらいで作ってもいいのではないか?と思えるくらいボリューミーだった
続編に期待!
めっちゃ続くやん?!
良かった。解決編だけあって見終わった後すごいすっきりした。
梓澤はそれを目的にした時点で負けだったとはいえ厚生省を完璧に手中にしたし魅力的な敵キャラだった。
外務省のゴリラたちが活躍するような犯罪捜査よりシビュラと人間社会の軋轢が生むドラマが好きだったが、シビュラはもはやそんな段階にはいなのね。
ビフロストも結局はシビュラの管理下になったし、常守先輩もシビュラとの共存する世界を選択したのが時間の流れを感じる。
槙島編が完璧過ぎるだけでPSYCHO-PASSやっぱ面白い。
よき終わりになってた
でもこれもう少し膨らませれば1クール位はこれでいけたのでは??
まぁこれから先も有りそうなので楽しみ
結局ビフロストも狐も全てシビュラの掌の上だったということか。最終的に解放された常守元監視官もこの結末を予知していて。3期の微妙な終わり方から一転、最初の方は梓澤との全面対決ばかりでどうなるかと思ったが最後でしっかり全ての伏線及び謎を回収してくれてとても良かった。これで3期のもやもやにもすっきり。
テレビ版最終回を観た直後は “ 映画の壮大な前フリかよ ” とモヤッとしたが、やっぱりPSYCHO-PASS好きだな・面白いなと手のひら返したくなるくらいに良かった。
テレビ版最終回では “ 炯 お前…! ” となり、
今作でも “ あれ…やっぱり良いバディなんじゃん ” からの “ 炯 お前…!? ” ってなった。渡すところ。
“ 今すぐに言えない秘密を互いに抱えている ” ことを分かった上で信頼しあえる関係か。
宜野座は終始かっこいい役回りでズルい (?)
カップル達よ幸せであれ。
公安局を襲撃する梓澤、彼の行動の本質は分岐点を作ることだと言う。彼自身は何も手を下さない。ただターゲットたちが置かれた状況の中で、いかにシビュラ的になって生き残るのか。それをほんの試すことだけが、梓澤の成していること。敷かれた道を行くだけの者は早々と死に絶え、己の道を求める者だけが、シビュラ社会の中で存在を確立できる。そういう意味では、全ての起点であり、全てと関わらざる梓澤こそが最も己の道を行くシビュラからも自由な存在なように映っていた。だから、彼はシビュラシステムにはなれなかったのかもしれない。
分析官の言葉が印象的だった。今までずっと安全圏からサポートをすてきて、心のどこかで現場に出たいと思っていた。一方で、犯罪計数が下がっているという話、だけど、いざ外に出ると思うと怖くなってしまう。結局、私は臆病だった。でも、ここで自分の命を懸けて、前線でみんなを助けられたら変われる気がする。堂々と外に出て、自分で選択した人生の中で生きることがきっとできる。まさに、自分の意思で直接道を選び取る生き方の自由さと、そしてそこに求められる勇気の象徴を表す分析官の決意だった。
シビュラシステムとビフロストの対決、結局、軍配が上がったのはシビュラシステムの方だった。また、それは同時にゲームの勝ち負けという二者択一の価値観ではなく、善悪という多面的で多様な価値観の勝利でもあった。
だから、梓澤はシビュラシステムに拒否された。最も正しくありたい、この世で最も崇高な神になりたいと願った彼のその理想はあっさりと残酷にNoを突き付けられた。彼は神が優れているから、自分自身もそうなりたいと願った。そして、自らの能力の優秀さを示そうとした。だが、それ自体が間違いであった。正負の二分法の価値観で存在を測り、二者択一の道という独善的な梓澤のやり方は、シビュラシステムの価値観とは真っ向から対するものだった。
シビュラシステムが真に求めるのは、正負を超越した多面的な判断の価値観であり、それはまた慎導であった。彼が免罪体質であることはもちろんその要件であるが、それと同時に犯罪者を梓澤すら殺さずに償わせるというその価値観こそがシビュラシステムに求められる理由だったようにも映る。自分自身の価値観で正義を切り拓く、その生き方こそが正義に適うと。価値観を自ら規定しようということこそが正しい価値観となるといったように。
そして、彼はまたシビュラシステムの一部となる資格を持ちながら、そうなることを拒否もした。なぜなら、シビュラシステムとしてではなく、慎導灼として正義を規定し、正義を執行するためだから。そんな風に彼の姿は見えていた。
朱ちゃんの事は結局判らずのままで続くって感じ。
あとセリフとSEのボリュームに差がありすぎだったんだが何で?