本日の土曜定例実況分。
網羅的な感想は本放送当時に割と真面目に書いていたので、今日はリラックスして。
個人的にはレオナ姫の有名なセリフ、「ぶんなぐっちゃえ」シーンが一番盛り上がるところかな。
ダイは、以前惨敗した大魔王との再戦による緊張がほぐれるし、ひいては双竜紋を使いこなしていくのだけど。
それにしても、レオナ姫の作画の美少女っぷりが目を引く。
今回も作監に名を連ねている、長年プリキュアを描いてきた山岡直子さん(総作監は爲我井さん)の、執念の仕切りだろうか?
…などと、制作の現場を想像。
よもや打撃が有効とは。盲点だな。
ジャンプコミックス31巻〜32巻にかけての収録分。
リアタイ視聴してたけど、多忙で感想まで書けなかった。以下、2回目の視聴分の感想も含む。
32巻の表紙裏コメントは三条先生。ネタバレを含むコメントなので、この話題は次回以降に。
このダイとレオナの大魔王との再戦は、全編通して屈指で好きなバトル。
まず、ダイとレオナのふたりパーティが大魔王と対峙するというシチュエーションがいい。(ゴメちゃんもいるけど、活躍したばかりなのでいまは休憩中)この場は一見ダイと大魔王の一騎打ちなんだけど、レオナが要所要所で、ダイの力を引き出す効果的な一手を打ってくる。
その「一手」のひとつとして、「ぶんなぐっちゃえ!」はとても好きな台詞。ダイが言っている様に「はしたない」言葉だけどw、今直面している問題について極力短いフレーズでそれを伝えるにはこれしかなかったのかも。
レオナがダイのことをよく解っているからこその台詞で、真面目な分析は置いておいて「ダイレオ」的な視点からも楽しめる濃密なシーンだ。
本気の大魔王もいい。予測できない未知の敵を脅威とみなして、その結果として全力を解放する。そんな合理的な一面に、大魔王の恐ろしさを感じる。(ダイ自身も知らなかった情報を教えてくれるのはご愛嬌だけどw)
一方、その大魔王の説明の中で、自分が大好きなワード「闘いの遺伝子」が遂に本編に登場。経験知の蓄積こそが竜の騎士の強さの本質であると説く。思えばバラン編でのバランにもイクサ巧者という描写が多くあり、「経験豊富な敵とやり合うのは分が悪い」ことが強く印象づけられたものだ。
ダイ大の戦闘が単純なパワーバトルに受け取られがちなところがありそうだけど、強さを支えている重要な要素として、こうした「経験」があるという描写は、連載当時は十分に新しいものだったと思う。
振り返るとRPGにおける「レベル」とは、元々D&Dで「経験レベル(experience level)」と呼ばれていた概念が省略されたという経緯のものだ。双竜紋により、ダイの経験レベルは飛躍的に向上した。まぁ、これは余談。
ミストバーンがダメージを受けないのは、秘孔の位置が表裏逆だから!(それは聖帝サウザー)
紋章によって戦闘力を次代に継承していくって、Fateシリーズの魔術師みたいだなと。
バーン、天地に恐れる者無しと自負しておきながら、予測不可能なものには警戒するって、油断しないラスボスほど厄介なものはないなぁ。
いよいよ、ラスボス戦が開幕って感じかな。
ハドラーは常に自分から乗り込んでくるタイプだったけど、大魔王バーンは最後に勇者を待ち受けているところがドラクエ感あるなぁ。
あ、アバン先生vsキルバーンを忘れてた。
ここからまだまだ盛り上がっていくんだけど原作既読組としては遂にここまできたのかと感無量な回だったな
バーンの予測のつかない物は徹底排除って考え方 歳を重ねる程にですよねぇ~って納得してしまう
ちなみにダイの放ったドルオーラで出来た瓦礫の下で二人が塔の上に来るのをわざわざ待ってたんかい!魔王さん?と思ってしまったよww