ずっと止めてしまっていましたが、6話から再開して一気に見終わりました。
飽きることも疲れることも無く、もっともっとと続けて見られる良作。
ストーリーも面白いし、ハッとさせられたり引き込まれるような映像・演出がとても良かった。
小学生ながら何か可能性を感じさせる夏姫の登場、一方で何だかトントン拍子に事が運ぶ都に、どこかうっすら不安のようなものを感じていたけど、あ~なるほど、そうなりますか~と。
程よくどろりとした人間関係が、さすがベテランの少女漫画家さんであるなと思いました。
MAPPAの0話解説話でめちゃ作り込んでいると知り、期待高めだった作品。
根幹であるだろう[主人公]達のバレエシーンは素人目から見て(だからこそ?)めちゃめちゃワクワクした!
また、ストーリ上の各キャラクターに当てる焦点が絶妙で、[主人公]の葛藤・楽しさを表現するだけでなく、[都]や[流鶯]、[安田]など各視点での葛藤の重なり方が上手すぎる。
誰もが幸せになって欲しかったが...そういうわけにもいかない最終回は切なかった。
苦悩をリアルに書きすぎていることもあり?、中盤の[流鶯]虐めの話は見てて辛かった...(←褒め言葉)
今期の自分的もっとも心揺さぶられた作品。
自分もバレエをしていた経験があったからこそわかる、
練習の辛さや大変さ、それを乗り越えて舞台に立つときの高揚感と、
お客さんの拍手と、先生たちからもらえるあったかい言葉たち。
それをしっかりとストーリーに組み込んでくれていたのも嬉しかったし、
なによりMAPPAの作画がものすごい。
美しすぎる手先つま先。でもまだまだ未熟な軸のブレまで、細部にわたって丁寧に描かれ、
動いている。もはや実写だった。
バレエ以外の人間関係、友情も熱かった。
特に潤平と都、流鶯の関係性は、見ていて切なかったな…
おばあさまの呪い、いつか解ける日が来るのだろうか。
バレエを題材にした漫画というと、だいたい女の子が主人公で、
トップを競い合って女性同士がどろどろした展開をする、
そんな作品が多いイメージがあったけど、
今作はまさかの男の子を主人公にすえた
一種の青春ものでとても新鮮だった。
でもちゃんとバレエの辛さ、難しさ、そして楽しさを描いていた、
本当に素敵な作品。
良作でした。
普段馴染みの無いバレエだけど作画、アフレコ、SE、BGMでこんなに胸躍るとは正直思わなかった
潤平は主人公特有の才能マンだけど、感情のままに動いて暴走する中学生らしさがとても好き
色んな葛藤があったけど結局は「やりたい」で選んだ道、このまま突っ走って欲しい
2022年春アニメの中で、個人的には最も期待度とのギャップが良い意味で大きかった作品。本当に素晴らしかった。バレエという自分からすると全く馴染みのない競技を題材としているので扱われる単語や描写一つ一つが新鮮で、純粋なスポーツものとしてもMAPPAの素晴らしいアニメーション力で表現されていた。ただ、本作品の素晴らしさは何よりもその脚本力。
もともとはバレエの世界とは縁遠い中学生活を送っていた主人公の潤平がいかにしてダンスに出逢い、魅せられ、そして人生を変化させていくのか。その過程での思春期ならではの葛藤や心情をヒロインポジションの都やライバルに当たる流鶯とのやりとりを通じて見事なまでに描き切っている。綺麗な部分だけではない、だけど目が離せないそんな青春ドラマが毎週胸躍らせてくれるアニメだった。
見ていて思わず叫び出したくなるような眩い青春の光を凝縮した、自分にとってどストライクな作品。
理想と現実、恋と夢。中学2年生の男子が背負うには重すぎるほどの色んな想いを乗せて突き進む潤平は主人公として最強すぎるなと思った。周りのキャラクターたちも魅力的で、その根幹に特殊な世界で生きてるだけの普通の少年少女らしさがしっかりあるのが良かった。それぞれに感情移入してしまうもんだから本当に感情が忙しかった。
作画演出の面でもハイクオリティだったし何より記憶に残る場面が多かった。
総合しても今期ナンバーワンは間違いない作品。
最初の方の展開がかなり胸糞なのとか、潤平がどうにもふらふらしてるというか流されがちなのでなんかフラストレーション溜まるのとか、どうにも見続けるのが難しかった
良くも悪くもキャラがみんな癖つよいから感情移入しづらい面があるかなあ
大人とかは一部を除いてしっかりしてたので、中学生ならこんなもんかもしれない
全編通してバレエパートは面白かったし作画もよかった。現実のバレエをこの解像度で見られるかは怪しいけども・・・
潤平のふらふら感は最終話的におそらく意図的なもので、多分ここからが本番なんかなあという気もする。2期はあるかね・・・?