別れを乗り越えて、先へ進んでいく物語だと思いました。
着想とテーマ、モチーフなどはとても良かった。
作画も非常によい。
特に団地で育った私にはそもそも刺さるものであった。
構成はやや冗長だったかなと思う。
もう少し凝縮した方がテーマも却って伝わるのでは?と思わされた。
圧巻はスタッフロールの長さだった。
エンディングソングが終わってもまだ終わらずに劇伴流して表示していた。。。
これだけ多くのスタッフに支えられているというのは監督のあるいはプロデューサーへの期待、信頼の大きさの現れなのか?
…あと、バルナックライカと思われるカメラを、値段を知っているとハラハラさせられ場面が多かった。。。
夏芽と航祐、きっとお互いちょっと好きなんだろうけど、2人とも不器用ですれ違っているの良いなぁ
のっぽくんとか遊園地にいた女の子は、その建物とかの精みたいな存在なのかな
遊園地にいた女の子が令依菜に言った「いっぱい遊んでくれて、愛してくれて、ありがとう」って言葉がめちゃくちゃ良かった
役目を終えた遊園地が令依菜そう言ったように、それぞれが愛した思い出の場所はその「場所」からも愛されていたんだろうね
劇場公開と同時にNetflixで配信も始まっているが、特に音響面で劇場で見てよかったと思える作品。豪雨が迫ってくる感じとか、家では味わえない迫力と臨場感。
石田祐康監督の作品は、前作の「ペンギン・ハイウェイ」もそうだったが、子供の描き方がとてもいい。大人の考える理想の子供像の押し付けではなく、幼くともちゃんと一人の人間として描いているのがいい。
いつの間にか世界の命運がかかった事件に巻き込まれていた、みたいなスケールの大きな話ではないし、描かれている子供達のドラマも言ってしまえばささやかなものだが、子供達にとっては間違いなく一生に一度の、映画で描くに値する特別な体験。そのバランス感覚が好ましい。
キャラクターデザインを担当した方は前作とは変わっているが、方向性は前作を踏襲しており、シンプルな線でキャラの見分けやすさと本当にいそうなリアリティが両立しておりしかもかわいい、見事なバランスのデザイン。本編の作画もよかったし、キャストもよかった。
観る前は,主人公たちが中高生ではなく,小学生ってのにちょっと不安があった。
それこそお子様向け映画かもしれない,と不安だった。
結果,小学生のお話でも問題なかった。
主人公の1人・夏芽のCVが瀬戸麻沙美。彼女の芝居も良かった。
それ以上に脇を固める令依菜役の水瀬いのりと珠理役の花澤香菜の芝居がとても良かった。
おてんば小学生を水瀬いのりが演じてるのが新鮮。水瀬いのりといったら青ブタ・牧之原翔子とごとよめ・中野五月のイメージが強くて。
監督インタビューを読んでもう一回観たくなったな。
» 石田祐康監督、難産の「雨を告げる漂流団地」で抱いた決意 キャラの衝突を避けたら「いい部分が引き立たない」(1/3 ページ) - ねとらぼ https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2209/16/news009.html
割と主人公の夏芽への暴言が全ての原因になってる気がする、漂流世界は別として
まあそれがなければ物語が始まらないんだけども
描写も演技も子供が子供しててとても良かった
航祐の発言は子供だとか思春期だとかで擁護できるレベルじゃない酷さだけど、後々それを反省して夏芽に頭が上がらなくなってるところが見たい・・・
珠理と令依菜の関係性てぇてぇ、こっちも高校生くらいになった二人が見たい・・・・
漂流世界はその何もわからなさと相まって不気味な感じが凄かった
のっぽくんとか観覧車の子とかはなんというか八百万の神的な感じなんだろうか、あの終着場で過ごすのだろうけど、切ないなあ・・・
海の底のマクロファージみたいなのは何だったのか、漂流世界に行ったものすべてがあの終着場へたどり着くわけではないのかなあ
思い出の場所が無くなってしまうのってすごい切ないしやるせないしどうしようもないのだけど、そういう感覚を描くと同時に乗り越えていくことを描いてる感じだった
ひと夏の冒険というにはあまりに死が近い。7割がたホラー、残りはノスタルジー。
OPの時間の経過を表現する演出がよかった。
前半から中盤にかけての少年少女の対立、ギスギスした雰囲気の中のサバイバルが結構胸にクる。心配になってしまった。
個人的には団地に縁遠い少年期だったので、郷愁というより廃墟に対する憧憬を感じたといったほうが正しいかもしれない。
熊谷の「ここはお前の家だよ、だけどもう捨てていかなきゃならないんだ」、遊園地の幽霊の「愛してくれてありがとう」が良かった。
思い出を愛し続けること、過去に囚われずに前に進むこと。
大人になってしまったおれはもうそういう物語に感情が動かなくなってしまったかもしれない。
空を飛ぶ団地はほとんどアクシズショックじゃんって気持ちになった。映像はきれい、とても。
作画だけの作品
何を伝えたいのかわからないし、キャラに魅力がなさすぎる
2023年看的
我覺得不錯看
畫風有戳