冒頭のハック美少女すぎる。
「ラブ」の否定ではなく、情報を隠さないこと、平等に扱うことに世界が傾いたというラストを迎えたことは興味深い。
些細なことに思えるけど、着実に世界を変えるための手段。
派手さはないけど、堅実な着地の仕方をするのは社会派アニメとしては正解なのかも。
良い最終回だった
ハックが見た夢はこの世界にログインしているハックのアバターを使ってる人のというオチかと思った。
ネットワークの中はこういう世界なんだろうなという楽しみ方ができた。
[ハック]の夢?は昔の出来事なのか[ゼロ]の見せた幻なのか...気になる
[ゼロ]は情報を統率することで人が負の感情を抱かないように操作していたが、[フィン]の話のように見たくない情報も適切に伝えることに意味があると[主人公]達。そのあたりの話は何となく理解できたが、ゼロ現象をなぜ起こしていたかは分からんかった...(自分と接触する機会を持たせるため?)
[ハック]が情報統制する任につき、他は日常に戻る。変わったのは情報を適切に伝えつつ負の情報は警告を出すが伝えることにしたこと。
感想書いてて「警告ラベルが間違っているのでは...?」とも思ったが、そここそ「自分の目で見たものしか信じない」という現代社会で最も伝えたいことだったと気づいた(環境として情報にアクセス可能性は均等に、自身の情報判断は慎重に)
いきなりフル3Dアニメ始まっておどろいたw
意思などなくすべてアルゴリズムから生み出されたもの。
もしくはバックアップデータ。
人の心から罪を無くすシステムか。
究極の管理社会だなぁ。
良くないものを隠蔽ではなく、良くないと言うようになった。
似てるようで全然違うなぁ。
ジョーは引退してハックが管理者になったのね。
ベリーも前の生活に戻れてよかった。
え?
インジャンクションジョー、おばさんだったのか。シヴィラみたいなことしてる。ハックが管理者/ゼロを引き継いだのか…そんなタイプには見えなかったな
最終回は怪人や島の正体より、本当と嘘の在り方に比重が置かれていた印象
平穏を保つ為であれば、上位存在による真実の隠匿は許されるのか?
システムに拠って真実を管理する島から弾かれたユーレイが神に反抗する物語だったと言えるのかな?
本当と嘘を操るインジャンクションジョーが語るのは人間に心など無いという冷淡な真実
対して、反発するベリィが語るのはひたすらに『感情』。そこにロジックはないけど、それだけにピュア
また、ハックが語るのは他者の真実を受け付けない、自分が見た真実だけを真実とするピュア
ハックが新たな神になる展開は驚きだけど、自分が見た物を真実とする『主観』の彼だからこそ、上位存在が真実を押し付ける形にならないのか
ハックの認識が押し付けられるのではなく、それぞれが見た物をそれぞれが本当と嘘を認識させる形なのかな
管理社会を脱し自由社会へ
視界を自由自在に変えられるけど、同時に管理もされる社会構造が描かれた本作
最終的な着地点は割とストレートなものだったような
見た目や景色をデコで偽るのは良いけど、それに夢中になって見るべき物まで偽っては元も子もない。そういった主張を感じられる作品だったかな
そういや、ずっとハックを男だと思っていたんだけど、仮想世界の様子を見る限り、もしかして女の子だったりする?それが最終回一番の驚きだったりするのだけど……