サービス開始日: 2020-10-21 (1523日目)
※乱雑/個人的感想メモ
多種多様な愛〜〜〜〜〜…………
大元となる桃果と眞悧の対比というかキャラクター性が好…
「生存戦略ーーー!!!!」から始まる映像の愉快さや耳に残る音楽がとても印象に残っていて癖になる。
ピンドラの曲は全てとても素敵で耳に残り、自分はとても好み。
キャラクターそれぞれの心情描写もとても素敵で、最後にはみんな様々な魅力がありみんな素敵で、どうか幸せに…と思わず願ってしまった……
最後の「運命の果実を一緒に食べよう」が大好きです……
林檎、輪る、ピングドラム、運命、電車 などキーワードが重要になっていたり言葉選びのセンスを感じた…。
一つ一つ紐が解かれるように、話が進むにつれて登場人物の背景が分かることにとてもワクワクしました。前半の明るさと最終話につれての重みのギャップがとても大好きです。個人的には、銀河鉄道の夜の話をしている一話と最終話のシーンがとても好きです。一話と最終話とでは、あの銀河鉄道の夜での林檎の話の重みや聞こえ方が違って最後の最後で感情が沸き上がり更にこの作品を好きになりました。キャラクター達それぞれの心情描写も本当に上手く、それぞれの成長を感じました 例えば苹果は、最初は自己中心的な行動がやや多く夢見がちな面が走りすぎる所が散見されたかと思うのですが、後半につれ自分の気持ちに気付き、桃果になろう、ではなく”荻野目苹果”として行動し、更には自分の身を投げ打ってまで晶馬を助けようとしたりなど、利己性のみではなく利他性へと成長を遂げたのではないかと思います。
(ペンギン達がとても癒し要素で程よく話とのバランスが取れていたのかなと思います。ペンギン好…)
また、テーマなど考えるにつれて、愛、人間の中の死と生/破壊と創造のような対比となる性質の眞悧と桃果 など本当に表現が深く人それぞれ色々な解釈があるなと思い、鑑賞後も含めとても楽しく視聴することが出来ました。
この作品は、少女革命ウテナを見て同じ監督ということで視聴したのですが、本当に毎度壮大だな…という感情です… これでまた好きな作品が増えました。是非幾原さんの他の監督作品も視聴してみようと思います。
乱文長文失礼致しました。