謎の生き物「ニョロニョロ」の逸話を、ムーミンパパが語る。
真面目に聞かない者が居て、パパは気分を害し、語りは最初からやり直しに。
ムーミントロールとスノークのおじょうさんがヨットで遊ぶ。
沖に漂流物を見つけ「ニョロニョロの舟かも」とふたりで盛りあがり
こっそり乗りこみ話を聞いていたリトルミイがもやいを解き、ヨットは沖へ流れ出る。
漂流物は廃棄物であることがわかり、雲がかかり雷鳴がとどろく。
悪天候をしのぐため、付近の島へ向かう。リトルミイは懐中電灯を独占し、探検にいってしまう。
白い生き物に遭遇。そこはニョロニョロが集まる島。
電池が切れてしまい、ニョロニョロが放電していることに眼をつけ、捕獲して電池代わりに。
スノークのおじょうさんは反射板を見つけ、鏡と思い、岩屋に飾る。
ニョロニョロがリトルミイを連れ去る。電灯に押しこめられた仲間を取り戻しに来たようだ。
反射板は時計のように針を回し、さまざまな天候を指し示し、最後にニョロニョロの個体数を表示。
多数のニョロニョロに取り囲まれた。ムーミントロールは反射板を彼らのものと察し、もとの場所へ返した。
結局、ニョロニョロの生態について、完全には謎が明かされなかったが
自然界も、わからないことが多いものだ。
夜の街並みを背景に、鴨川、河原町通り、木屋町界隈で
キヨがすみれを捜す場面は、思い出深い風景が展開される。
冷蔵庫にクッキーの材料を常備していて、要望すれば焼いてもらえる。
羨望するひとは多そうだ。
オフシーズンの行楽地は、山奥にあったら
行き倒れると数日発見されない可能性もあるだろう。
遭難を懸念するのはもっともだ。
景品の肉をサークル仲間に提供するなんて気前がいいな、
と思ったが、自宅にもっとあるのかも。
周囲の謝意が薄かったら、茶化したくなる気持ちはわかる。