高校1年生の春。
中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子は、
クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝とともに北宇治高校吹奏楽部の見学に行く。
そこで久美子は、 かつての同級生・高坂麗奈の姿を見かける。
葉月と緑輝は吹奏楽部への入部を決めたようだったが、まだ踏み切れない久美子。
思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。
吹奏楽部での活動を通して見つけていく、 かけがえのないものたち。
これは、本気でぶつかる少女たちの、 青春の物語。
後に傑作と言われる作品のはじまり。
最初はかわいらしい女の子がたくさん出てくるのでほんわか日常ものだと思われる方が多いようですが、そう思って見ているといい意味で裏切られます。
吹奏楽部であるあるなトラブルに巻き込まれながら本人、吹奏楽部全体が成長していく過程を描いている作品です。
作中では人間関係の『ギスギス』がうまーく描かれています。それが解決した時のなんとも言えない気持ちはこの作品でしか味わえない気がします。
スポ根アニメと一言で言ってしまうのはもったいないアニメです。本当に素晴らしい作品です。
京都アニメーションが作ってしまったアニメ至上最高傑作。
主人公の黄前久美子が弱小吹奏楽部に入学して先輩や仲間と共に成長していく物語。
さまざまな部内対立がありそこをどう調和しなければならないかというシリアス展開も見どころです。
まずは顧問の滝先生が入学してきて、半ば強引に全国大会のスローガンを掲げることに、弱小校でダラダラとやっていた部員たちは滝先生の厳しい言葉に反抗する。
もちろんそんな状況で統率も取れる訳ないので、演奏もぐちゃぐちゃ。
そこからどう一丸になって取り組んでいくかの過程が彼女たちの勝利に対しての欲望を呼び覚ますことになる。
そして、まずは府大会を制すために、強くなった彼女たちが、レギュラーの座を掴み取る為に必死に行動し、対立し、時には涙し一つの目標に向かっていく姿は必見です。
またキャラクターの絡みは最高で、高坂麗奈と久美子の絡みは尊いを通り越して神です。
音楽に関しては言うまでもないですが、京都アニメーションの手がける作画は一枚一枚が美しく、これが9年前の作品かと思うと末恐ろしいです。
最高だった。音楽といい思春期と吹奏楽部の激しい競争に葛藤する内面といい人間関係といい世界観に飲み込まれた。
主人公の久美子さんもいい性格してる。どこか冷めた性格だけれど、麗奈さんの熱に当てられてユーフォニアムに熱中しだす過程の描写が良い。最初は渋々ユーフォを続けてたけど、最終的にはユーフォの演奏でダメだしされて、悔しさで麗奈のようになってたのがとても良い。
あと音楽。下手な演奏は流石に見分けがつくにしても、まさかアニメでここまで些細な違いでここまで違うのかと分からされたわい...
くみれいも最高。「特別」だとか「愛の告白」だとか、とにかくシンプルに聞こえて麗奈さんにとって違う意味をもった言葉が、最高な雰囲気を作ってた(語彙力)てぇてぇ。
音楽の使い方がうまいと思った。何気ない練習から、思い出に残る場面での演奏まですべての音が生きていたと思う。個人的には第4話の海兵隊、第8話の愛を見つけた場所、第11話の三日月の舞が好き。
大筋の物語はまあまあだった。吹奏楽(ユーフォ)を続けてきた女子が高校では心機一転別のことをやろうと思ったものの、周りに流され再び吹奏楽の道へ行く。有能な指導者・滝先生によって向上心が青天井に上がっていく高校生たちの青春部活アニメ。優柔不断だった久美子が麗奈の影響もあり自分の意思で行動することが多くなっていったのは良かったし、部内の交友関係も良かった。吹奏楽(音楽)を知らない人でも楽しめる設計にもなっていたと思う。
音楽(とくにオーケストラやバンドといった複数人で演奏する音楽)を一度やったことのある人には特に刺さるアニメだと思う。真新しさというか、テーマ自体は割とこすられているモノだと思う。が、京都アニメーションによる素晴らしい作画と音、物語の作りこみの良さ(吹奏楽部あるある、音楽あるある)が光っていたアニメだった。
この1期分を2クールでやって欲しかった
何度見てもいいわ。
神アニメ。
何度観ても素晴らしい
楽しいだけじゃない青春物
ほろ苦くはあるけど、後味すっきり
メモ
Date:2022/1/20-2022/4/5
Score:99.0(互:100↑)
各話平均:9.85 /10.0
脚本:10 /10
映像:10 /10
音声:10 /10
全体:10 /10
多分これが一番好きなアニメ。何回見たかわからん。
京アニだけあって作画は基本的にきれいですし、大吉山からみた夜景の時など力を入れるときはちゃんと力を入れて描いてて素晴らしい。
あと心情を表す描写が結構入っててレベル高い作品だなと思います。天気はもちろん蜘蛛につかまった蝶写すところとかですね。
音楽は吹奏楽を扱ってる作品だけあってレベル高いなって思います。
これは周知の事実ですが、再オーディションの時に香織先輩の演奏を音大生がして、麗奈の演奏をプロの音楽家がして、麗奈のほうがうまいが香織先輩を下手すぎないように見せるっていう工夫は素晴らしいなって思いますし。やはり演奏そんなに変わらずにキャラの表情などだけで表現するだけでは足りない気しますし。
まあ一介の高校生にしては二人ともうますぎるんですが…
あと三日月の舞とプロバンスの風も結構好みやしなんなら新世界よりもたまに聞いてますw
大吉山で演奏した奴はあんまり聞いてないですけど…
もっと早くユーフォに出会ってたらもっと音楽が好きになってたんだろうなって思います。まあ最速でもアニメは2015なのでもう音楽の授業などはほとんど受けられないんですが…
あとサントラも結構好きで聞いて泣いたりしてます。サントラもちゃんと心情分かりやすく表現してていいですよね。
ストーリーは部活ものの王道で全国大会を目指すってやつで結構熱血ものかなぁ。僕自身熱血ものあんまり好きじゃなかったんですがなぜかユーフォだけは大丈夫でしたねぇ。
キャラとか吹奏楽があまり熱血をイメージさせないのおかげだからですかねぇ。根性論がそこまでないからでしょうか。むしろ麗奈やあすか先輩などの圧倒的な才能にはかなわないってイメージですし。
ユーフォ熱血ものじゃないですね。多分…
まあ練習はめちゃくちゃするのでね。
あと出来るようになってまた出来ないこと見つけてそれをまた出来るようにしたらまた出来ないこと見つけての一気にうまくなったりしないところも好き。
キャラクターは吹奏楽の部活だけあってめちゃくちゃ出てきますが主人公のいる低音パートとその低音パートの人らと仲いいほかのパートの人だけ覚えてりゃ大丈夫ですね。
優子が香織先輩にソロ吹いてほしくて麗奈に手を抜いてほしいって言ったり、麗奈が香織に私のほうがうまいって言ったりするのはなんというか高校生らしいなって思ったりして好きです。高校生らしいって言うのとはまた違う気もするけど言葉でうまく表せない…
あとあすか先輩の自分が吹ければそれでいいって態度は見ている自分もすげぇって震えあがりました。
って感じでキャラクター一人一人に個性があって良いなって思いますね。
くみれい素晴らしいんじゃ。ユーフォは百合を扱った作品ではないから百合どうこう言うのはやめろってたまに行ってる人見ますが、どう考えてもユーフォは百合を扱っています。大吉山でのあれやオーディションの時のあれをみて百合じゃないって言うのは違うかなと思いますね。まあ僕の百合の定義がひたすらに広いのでそう感じるだけかもしれませんが。
めちゃくちゃ長文で語ってしまってお恥ずかしい。もっとまとめられたはずだけど別に誰に見せるでもないのでこんなもんでいいですかw
本音を言えばもっと一人一人のキャラクターについて語りたいんですが…
・ゆるふわ部活アニメ『けいおん』を作った京アニが、部員たちがリアルにぶつかり合う吹奏楽部を描く!
・吹奏楽部だからこそ多い登場人物→中には存在意義が微妙なキャラも……→それでも副顧問である松本先生が最後に見せた表情など、見どころがあるキャラも
・語られないエピソードや、まだ明かされないキャラの秘密→それは二期で? 私達の音楽は続くのです!