誰もがシビュラシステムとの対話、いやそれ以下の神託を受けるだけの孤独な社会の中で、狡噛と槙島はお互いに唯一の存在だったのかもしれない
システムの統治する社会と人の意思が選ぶ社会との間で葛藤を抱える朱をシビュラシステムも理想と捉え、きっと社会もそのように徐々に人ののものへと却っていくのかもしれない
エピローグの先輩監視官としての朱がすごいカッコよかったし頼もしかった
大切なものを当たり前だと慣れきった社会、それはシビュラシステム下の社会でもあるし、人が自ら選択して生きていた社会でもある
自分の意志や葛藤という生きる本質から逃げ出して、自分への責任を全てシビュラシステムに放棄した人間たち…
そんなものは間違っていると信じる槙島と朱だけど
朱にはそんな人間にも生きる価値がある、正しく生き直す理由があると信じてる
ゴブリン呼ばわりと脱法エルフ呼ばわり好きすぎ
いつも以上にアルヴィンのカーラへの当たりが強いしキレッキレで良かった
ある意味でレッテル貼りのようなプロファイリングの結果、治安維持への信頼が失われ暴動に……
ロサンゼルス暴動のドキュメンタリーで見たみたいな光景…
シビュラシステムの正しさよりもそれが正しいという認識の方が正しい、社会システムとしては確かに正しくもあるけれど、そこには宗教のような危うさを感じるなぁ…
純粋でプラトニックな中学生の恋が本当に良かった
最後がキスとかじゃなくて手を繋いで終わるのが本当に好き
あと、友だちの恋のために泣いちゃう子とか、人の惚れた腫れたをあげつらう男子とかが高校生の恋愛にはない要素がとても良かった。継母や実母との関係というのも個人的には好きな要素だったし、思春期の不安定な心に揺らぎをもたらすものとしても良かった。
日之出に想いが伝わらない美代は猫になることで彼から愛されることができる、猫になれば思いのままの新しい自分になれたような気がする。
だけど、猫でいる限りその関係は本物じゃないし、繋がりの間に壁がある。だからせっかく愛されてるのに嫌われたくないからと、自分が猫だと言いたくても言えなくなってしまう。
でもそこには猫の仮面をつけている限りは自分の気持ちばかり人に押し付けている自分がいて、だから例え本当は想いが通じ合ってても通じあえなくなってしまう。
ちゃんと向き合ってみんなの気持ちに応えて、好きって言われたいだけじゃなくて、好きって伝えたい気持ちが二人を結びつける、って感じ。
うおおおおおまさかの展開、全部ひっくり返されちゃった
物語に壮大さが出てきておもしろくなってきた
ゼロから始める魔法の書を知らないので一瞬付いてけるか不安になったけど大丈夫そう?
シビュラシステムでは裁けない槙島の咎…
完璧に正しいはずだからと人類が全てを託した科学が彼を罪人と認めない、だけど自分の心はそれは悪だと叫ぶ。
しかし、科学に任せた正義と異なり、人心による制裁には殺意が内包されている 。自らの手から離れた正義に甘えきった人類には自らの正義にさえ従うことができなくなっていた。
穢れた個人の主観を否定し、神の如く正しい科学に魂を売った人間の選択は間違っていたと告げるようだった。
アバンは原曲歌詞思い出してアツかったけど、なんかいまいちピンと来ないな…
てか、世界観がめっちゃマッドマックス怒りのデスロードっぽい