☆☆☆(3)
今年になってHDリマスター版が放送されたらしいので、配信でだけど見てみた。出てくる関係者がみんな中年以上という特殊な回だった。まあ時効モノだったしなあ。自分はミステリを楽しむときに、動機よりもトリックが気になるタイプなんだよな~と改めて感じた。
冒頭のジョギングする高木刑事はおもしろかったな。しかも自分の住んでいるご町内じゃなくて、友人の家のご近所を走っていたんでしょ? おもしろい男だ。落とし物を拾うのは警察官の職務!
平沼さんは落とした3000万円を笹本さんが拾って自分が名乗り出なければ3000万円が笹本さんのものになると思っていたみたいだけど、笹本さんの性格的に、半年たっても3000万円を自分では受け取らなかった可能性があるんじゃないだろうかと思った。
友人に保険証を貸すってアリバイ工作でよく使われる印象だけど、そんなことってある……? 神崎……。
OPは倉木麻衣の『TRY AGAIN』(疾走したり跳躍したりする江戸川くんの動きが気になる)、EDはBOYFRIENDの『瞳のメロディ』。
☆☆☆★(3.5)
この話が今のところ一番おもしろかったな。
王族二人による公開恋文は、国民の気持ちを高揚させたり、二人の結婚を祝福してもらえるような気分の醸成をしたりすることを目的としつつも、何より高貴な人々のロマンスを傍観するという娯楽を国民に与えているものだと思うので、本人たちの生の声でなくても、ドールによる修辞に富んだ文章で十分その役目を果たすと思う。しかしこの話だと本人同士が直筆で手紙を書くようになり、そのことが本人たちの心の結びつきをより強め、またそのリアリティによって国民の感情までもをこれまで以上に盛り上げていった、というのがおもしろかった。本人たちのためにもなったし、結果的に国民をより喜ばせることができた。
ただ個人的にはここまでプライベートな手紙なら公開恋文って形にしないで本人たちの間でやりとりをしてもらって、表向きの手紙はドールに書いてもらう、とかでもよかったんじゃないかな、とも思ってしまった。王族は多くのものを有しているけれど、公人であることはある意味では不自由なんだなあと感じた。でも二種類の手紙を使い分けるような時間もないし、そんな関係性でもないか。あとこれは王子のいい声でもって成立していたようにも思う、映像的な話になってしまうかもしれないけれど……。あのくらいぶっちゃけた手紙を書くシャルロッテ姫に好感を抱いたけれどもね。
ダミアン王子の手紙にあった「私のあなた」という表現を聞いて、取り乱すシャルロッテ姫のシーンが本当によかった。百合じゃんね、もはや百合が安易な言葉になりすぎて使うのに躊躇するレベルなんだけど、姫とアルベルタは百合。この婚姻物語の締めに登場したのも姫とアルベルタだったしね。でもシャルロッテ姫とダミアン王子には未来があるけれど、嫁ぐことによって姫とアルベルタの関係は過去になってしまうわけだから、二人の関係を強調して終わったのはとてもいい終わり方だったと思うな。
ところでヴァイオレットが14歳くらいというのを聞いてとても驚いた。そうだったっけ……? すでに物語に登場していた情報だったとしても、まったく記憶にない。17歳くらいかと思っていた。そして数ヶ月働いた成果だと思うけれど、ヴァイオレットの手紙を書く力が非常に向上していて驚いた。カトレアさんが書いたものだと文体で判別できるくらい、ヴァイオレットは成長していたんだなあ……。にしてもどちらの手紙もC.H郵便社の自動手記人形が請け負うとか、代筆業は寡占なのか? 癒着? 普通に腕がいいって話なのかな。まあこんな大きな仕事に社の看板ドールであるカトレアさんが指名されないほうが不可解ではある。
あとシャルロッテ姫が自動手記人形のことを代筆屋って呼ぶのもよかった。ほんと、人形っていうか代筆屋なんだよな。代筆屋。ヴァイオレットとギルベルトも10歳は年が離れているよね?
この王子、若い津田健次郎みたいな感じでいい声だなと思っていたら、当然のように津田健次郎だった。姫の声もかわいいな~と思っていたらまめぐだった。確かに声優としてのスキルがあがったあとのまめぐはこういう声の調子で芝居をしているような気がする。小山茉美さんといい、いい声の人がたくさん出ている回だった。
終わり方がヴァイオレットの過去につながるような感じで、不穏だったね。
☆☆☆(3)
1年以上ぶりに見た。このままだと劇場版を映画館で見れなそうなので……。
ヴァイオレットは依頼を受けた先輩ドールのアイリスに同行して、アイリスの生まれ故郷であるカザリに行く。そこでアイリスの両親からの依頼で、彼女の誕生パーティの招待状を書くことになるが、そのことがきっかけでアイリスの感情に触れることになる。
ヴァイオレットがカザリの自然やアイリスの花畑を見て、心を動かされているのが印象的だった。またヴァイオレット自身の謝罪の定義に従うならば、彼女は他人の感情をうまく理解できないことは自分の責任であると考えている、ということなのだろうか。
アイリスとお母さんのやりとりは見ていられない感じではあった。典型的な田舎の母と一人娘のやりとりというか。そりゃあ帰ってこなきゃよかったって思っちゃうよ……。この機会に、自分が努力して身につけ生計を立てている技術である文章を紡ぐ能力を用いて、両親に自分の思いを伝えられたのはよかったんじゃないかな。職業婦人か~。
花の名前の女性たち。名前は他人からの贈り物であることが多い。
社長とカトレアさんって結局どういう関係なんだ……。戸松遥の声は聞き覚えがあるのに、クレジットで名前を確認しないとわからないことが多い。
ところで自動手記人形って、職業名なのにどうして「人形」なんだっけ、理由ってすでに語られていたかな、すごく気になる。
☆☆☆(3)
ジオンは強大なんだなと思いました(姉弟とダブルミーニングではないよ)。何をやってもホワイトベースのみんなから否定されるアムロがかわいそうになってくるな。採掘場はたくさんあるぞ! アムロが一人でご飯を食べるシーンでは、見ているこちらも一人でご飯を食べていたので、「キモチワカルヨ……」ってなりました。キシリアめちゃくちゃいい声、小山まみなんだな。熱の力。
☆☆☆★(3.5)
ちょ~ひさしぶりにガンダムを見た。1年半以上ぶりらしい。ここのところ年に1話くらいしかガンダムを見ていなくてヤバい。でもここで最初から見直すことにすると、ますます遅々として進まないゾーンに入ってしまうので、ひとまず後退せず最後まで見ようと思う。
細かいところはいろいろ忘れているんだけど、それでもけっこう楽しく見ることができたのでよかった。自分なりに戦闘シミュレーションを重ねたこともあり、要塞戦ではガンダムよりもガン・タンクのほうがいいと判断したアムロがガン・タンクで出撃するんだけど、そこに脱獄した捕虜による情報漏洩もあってランバ・ラルのギャロップ&グフもやってきて、結局ガンダムでないといけない事態になりアムロは後退してガンダムに換装、この一件でブライトさんから厳重注意を受け、もっとシミュレーションが必要だなと思っていたときに、ブライトさんがミライさんにアムロはガンダムのパイロットとして不適合なのではないかと話しているのを聞いてしまい、ショックを受けたアムロはガンダムに乗って脱走する。
ブライトさんから「軍規違反だ」と言われていまだに「僕ら、軍人なんですか?」と口にしてしまうアムロがやっぱりアムロだなと思ったし、戦闘シミュレーションについて考えているときに楽しそうなのを見ても、やっぱり技術者寄りなんだろうなと思い、そしてブライトさんとミライさんの会話を聞いて自分は不要だと思って傷ついて、アムロ、思春期だな、アムロ~♪ ガンダムごと脱走しちゃうのおもしろかったです。
キッカが蛇口を壊して部屋を水浸しにしてしまうシーンがあったけど、あそこでホワイトベースには十分な水の蓄えがあるのだろうかと気になった。前に塩の一件もあったので心配になった。それでもミライさんにはシャワーぐらいはゆっくり浴びてほしいな。あのシャワーシーンはテコ入れなのか?
ところでセイラさんたちはあの脱走兵は死んだと思っているみたいだけど、本当に死んだのかな? 吹っ飛ばされただけではなく? てか扉ごと吹っ飛ばされたのかと思って普通に笑っちゃったから、死んだと聞いて焦ったんだよね……。あと前回独断で動いたセイラさんが独房に入れられていたこと、忘れていたよ。
☆☆(2)
すぐに見れそうなアニオリだったのでこの回から見た。
そんなに謎解き要素がないというか、殺人事件の流れとしては単純な話だった。靴を履かせ忘れるっていうのもすごく初歩的なミスというか、杜撰だなとも感じたけど、突発的な犯行なら動揺でそうなることも、まああるのかな。
そもそも計画的に犯行を行ったはずの越元さんですら、毒を仕掛けている様子をウェイターに見られているという有様だしなあ。成田さんに犯行がバレたのだって、輸入した商品の中に異様に高額なものがあったことから、毒物を購入したんじゃないかと疑われたためだったし……。犯行後はあんなに汗をかいていたわけで、基本的には善良な人だったのかもね。ある意味リアルな話だったのかもしれない。そしてオチがミニカー江戸川だとはね。
鳥海さんの声は本当に特徴的だな、聞いたらすぐにわかる。警官の声も容疑者たちと同じ人がやっていたっぽいよね?
あと今更の指摘になりますが、このOPってイントロの時点から『Secret of my heart』がサンプリングされているってわかるし、作詞も倉木麻衣なんだね。
次回、ネイルを塗ったばかりの人が殺されそう。
☆☆☆☆(4)
ペギタンオタク垂涎のペギタン回(ペギタンオタクとは)。
冒頭別のアニメが始まったのかと思い焦った。前回のポエムといい今回の言い訳といい、ペギタンって言葉が達者だよね。かわいいね。申し訳ないけどかっこいいではなくかわいいだな……。
りりちゃんに拾われたペギタンが序盤ずっと虚無のまなざしをしているのがよかったな。化粧を施されるジョセフィーヌ。お弁当箱のデザインといい、元々ペンギンが好きだったのかな。あのお隣の大量のドーベルマンは一体……。
グアイワルは犬のことを「下等生物」呼びしていたのに、シンドイーネは(狛犬だけど)「ワンコ」呼びなのが印象的だった。あとシンドイーネはカケラを持っていないから、メガビョーゲンを高速で進化させられず、それゆえメガビョーゲンがまだそこまで強くなっていなかったのでフォンティーヌが一人で浄化をしたのも、久しぶりに見る展開だなと感じた。
最後の、りりちゃんの元へちゆちーとペギタンが会いに来るところで、いつか来るちゆちーとペギタンの別れのことを思ってしまい、少し切なくなった。ビョーゲンズとの闘いが終わったら、ヒーリングアニマルたちはヒーリングガーデンに帰ってしまうんだよね? そのときはりりちゃんもペギタンと会えなくなってしまうんだね。あとちゆちーとりりちゃんって、ちょっと見た目の系統が似ているよね。
ところで見ている途中で、アニメ版の『カードキャプターさくら』でもケロちゃんが他の子供に拾われる回があり、そのときに拾ったのも母子家庭の幼い女の子だったを思い出した。もちろんいろいろな描写は異なっているのだけど、20年以上経っても母子家庭の子はさみしさを抱えている、というステレオタイプ的表象は変わらないのだな~とも思った。
あと後期EDの「エビバディ☆ヒーリングッデイ!」もけっこう好きだな、と思う。
「コキンちゃんとふでじいさん」☆☆(2)
川柳じゃん それ川柳じゃん 川柳じゃん
(アンパンマンは小さい子供たちが見ている教育的側面も強いアニメなのだから、俳句と川柳の違いは明確にするべきなんじゃないかな。季語がないなら、五・七・五でも俳句ではないでしょう。ポケモンはきちんとポケモン川柳って言っているじゃん)
「しらたまさんとトランプの国」☆☆☆(3)
トランプの国って米国のことではないからね(大統領選の翌日なので……)。
鏡の向こうのトランプの国とか、アリスだな。そりゃあストレートとフラッシュならフラッシュのほうがすごいけど、ストレートフラッシュのほうがもっとすごいよね。能登麻美子。日髙のり子も声でわかるな。日高のり子&松井菜桜子は世良&園子だなあ。
しらたまさんって「つきのしらたま」ってフルネームなんだ。しょくぱんまんさまといいしらたまさまといい、ドキンちゃんの趣味って一貫性があるな。
怪物に扮したけど演技力が全然ないアンパンマンかわいい~。怪物の衣裳かわいい~。演技が下手すぎて最終的に太陽役になるのもかわいい~。
あの眼鏡をすると絶対に正体がバレないのか? クラーク・ケントなのか? ばいきんまんたちもフルーツ白玉が食べられてよかった。入国の呪文がばいきんまんたちにも知られているというのはセキュリティ(?)的にどうなんだ?
【まとめ】
このアニメ山寺宏一が出過ぎでは? 一人四役やっていたよね?
☆☆☆(3)
追加戦士あるあるかもしれないけれど、アスミが強すぎてパワーバランスが悪いな……。ヒーリングッバイ、ネブソック……。
最近のどか(&ラビリン)があまり目立っていない気がするんだけど、それは新キャラであるアスミ回が続く中で、優しい系主人公であるのどかの存在感がどうしても弱くなってしまうからなのかな~と思った。アホの子系主人公だったらもっと食い込めたのでは? とは思うものの、プリキュアシリーズを最後まで見れたことがないので、イメージで言っています。他のシリーズも見たいな。
それにしてもワープが使えるとか、ダルイゼンじゃないけど本当にアースが強すぎるな。ネブソックが中継映像でも空高く飛んでいたのに、戦闘中に高所への恐怖に襲われ始めるのが、小鳥の心とビョーゲンズの心の狭間で揺れ動いている感じでおもしろかったな。あとダルイゼンって兄貴として慕われるとそれなりに嬉しそうだよね。にーちゃん。
ぶっちゃけ今回ダルイゼンがおおらか市を襲撃したのを見て、「ビョーゲンズは普段からプリキュアの活動圏外を襲撃したら地球をさっさと蝕めるのでは!?」 と思ってしまったけど、それは言ってはいけないお約束。
樹木医か~。小鳥には素手で触れてはいけない。学び。
お弁当作って朝6時集合とか4時起きじゃん! ちゆちーよ……。ペギタンとちゆちーの「ハァ……母なる地球、その懐に深く慈しまれて抱かれているような気持ちペェ」「詩人ね」というやりとりが好きだった。電車賃がなくてもカフェには寄りたい気持ちがおもしろかわいい。同じ県内だとすると電車で2時間以上って相当遠いね。というか県が広い。
今回顔の作画がちょっと悪めだった気がした。
「お花ミステリーだゾ」☆☆★(2.5)
どこまでもひろしが信じてもらえないちょっとおバカな話。むさえ久しぶりに見たな。ミッチー&ヨシりんが野原家にたかっているのを見るのはイヤだったな~。ケータリングという選択にUber Eats感あった。
「覆面父ちゃんだゾ(再)」☆☆☆☆(4)
ひろしをマスク殿下だと思い込むマサオくんに大笑いした。メロンジュース美味しそう~。川口はメキシコに行ったことがあるんだな。トオルちゃんはオタク。マスク星雲M88とは。「戦うときだけ鋼の果肉スーツと麝香の香りのマント、そしてマスクを身につける謎の男よ!」のところおもしろいな。麝香の香りって……。
「オラはスーパー秘書だゾ」☆☆☆★(3.5)
マサオくんが不憫で笑った。「ホントに秘書がやったんだよ~!」。
あいちゃんかわいかったな~。リンゴとお饅頭のくだりが特におもしろかった。感謝とは……。「あ~しん様からもらったリンゴはおいしゅうございますわ~」。イスとベッドが豪華なのもおもしろかった。オレンジジュースを持ち込むことは園のルール的にセーフなのかな?
あと園児にこおろぎさとみいたよね?
【まとめ】
あいちゃんの声優は川澄さんで、ヨシりんの声優は阪口大助で、アクション仮面の声優は玄田哲章なんだな。
今年はお花見行きづらかったものね(ドラえもんのCMに向けて)。
☆☆☆★(3.5)
ポチットに心を開いてもらいたくて、気にかけ続けたひなたが優しくてかわいくて泣いた。アスミとの会話もよかった。ひなたが明るい子でよかった。
ひなたが病院のお手伝いをしていることを自慢げに語るニャトランもよかった。ヒーリングアニマルがパートナーのことを好きなんだなって思える瞬間はいいよね。
ちゆちーも周りをよく見ているし、自分の思ったことを自分の言葉で言語化しようとしていて立派だ。
アスミが仲間になってから、人ならざる存在であるアスミに感情を教える展開が続くなあ。あとビョーゲンズがメガビョーゲンを高速で強化するようになったのも、アスミが加わってプリキュア側の戦力が増強する流れを見越しての新要素なんだろうね、たぶん。
そしてやっぱりラベンダルマちゃんはかわいいなあと思った。