ミライが水道修理をアムロに頼むお風呂シーンはなぜか覚えてた。劇場版でもあったからかな。
前話でセイラが勝手に出撃して、かなりガンダムは損傷したと思うんだけど、復旧するの早いな。
このアムロ脱走のエピソードも、劇場版にあったような。哀戦士編あたり。
ホワイトベースの面々はこの時点では正規軍じゃないんだけど、ブライトはマチルダさんを通じてレビル中将から指示を受けている以上、軍属としての意識が強くなっている。アムロも戦いに参加している以上は、指揮系統を守る義務が生じるんだけど、まだ情緒不安定なところがある。まだミドルティーンだし、民間人と軍属の両面性を持つようになり、気持ちの置き所が安定していない。
ザクやグフの性能分析を独自にやり始めたり、アムロはやる気を出してきていたところではあったけど、まだまだ坊やだな。ブライトはアムロの心の成長を見守る時間がないと言って切り捨てようとするけれど、一応軍人として経験値のあるリュウでもガンダムを上手く操れるか、見極めができていないあたり、まだまだ未熟。ブライトもまだ若いし、指揮官としての経験もないわけで。
急なお風呂シーン。
戦いに戦略的ものが本格的に混ざってきた。
こんだけやってアムロを降ろすのは現実的じゃない気がするな。
感情的なものが混ざってるようにも。
シミュレーションやったセイラさんもデビュー戦は散々だったのに。
☆☆☆★(3.5)
ちょ~ひさしぶりにガンダムを見た。1年半以上ぶりらしい。ここのところ年に1話くらいしかガンダムを見ていなくてヤバい。でもここで最初から見直すことにすると、ますます遅々として進まないゾーンに入ってしまうので、ひとまず後退せず最後まで見ようと思う。
細かいところはいろいろ忘れているんだけど、それでもけっこう楽しく見ることができたのでよかった。自分なりに戦闘シミュレーションを重ねたこともあり、要塞戦ではガンダムよりもガン・タンクのほうがいいと判断したアムロがガン・タンクで出撃するんだけど、そこに脱獄した捕虜による情報漏洩もあってランバ・ラルのギャロップ&グフもやってきて、結局ガンダムでないといけない事態になりアムロは後退してガンダムに換装、この一件でブライトさんから厳重注意を受け、もっとシミュレーションが必要だなと思っていたときに、ブライトさんがミライさんにアムロはガンダムのパイロットとして不適合なのではないかと話しているのを聞いてしまい、ショックを受けたアムロはガンダムに乗って脱走する。
ブライトさんから「軍規違反だ」と言われていまだに「僕ら、軍人なんですか?」と口にしてしまうアムロがやっぱりアムロだなと思ったし、戦闘シミュレーションについて考えているときに楽しそうなのを見ても、やっぱり技術者寄りなんだろうなと思い、そしてブライトさんとミライさんの会話を聞いて自分は不要だと思って傷ついて、アムロ、思春期だな、アムロ~♪ ガンダムごと脱走しちゃうのおもしろかったです。
キッカが蛇口を壊して部屋を水浸しにしてしまうシーンがあったけど、あそこでホワイトベースには十分な水の蓄えがあるのだろうかと気になった。前に塩の一件もあったので心配になった。それでもミライさんにはシャワーぐらいはゆっくり浴びてほしいな。あのシャワーシーンはテコ入れなのか?
ところでセイラさんたちはあの脱走兵は死んだと思っているみたいだけど、本当に死んだのかな? 吹っ飛ばされただけではなく? てか扉ごと吹っ飛ばされたのかと思って普通に笑っちゃったから、死んだと聞いて焦ったんだよね……。あと前回独断で動いたセイラさんが独房に入れられていたこと、忘れていたよ。
軍の秘密兵器を盗んで逃亡するアムロの心情がわからない。ベレンコ中尉がミグ25で亡命した事件を参考にしてたりする? あんなことするのかなあという感じした。
捕虜の扱い方を知らないために身体検査をちゃんとせず脱走されて機密情報が敵に流れた。捕虜をセイラ1人に追わせるのやばい。アムロもガンダムに乗って脱走
ジオン兵にこの隊はぬるいと言われブライトは艦長として認められない体たらくなのに、命令無視したアムロに対し「軍規」なんて言葉を持ちださなくてはならない辺り、ホワイトベースが一体軍属なのか民間なのかという境目がはっきりしてないな。自分は民間人という意識を捨てきれないアムロが戦闘を何処かゲームというか戦場にいる感覚が薄く見えるのも今回の話のズレている部分を表わしているようで面白い
ただ、アムロとしては一生懸命頑張っているんだ!という意識があるのかブライトとミライがガンダムから降ろすという話を聞いて涙のち脱走。しかもよりによってガンダムに乗って脱走してしまうのだから質が悪い。
どうにもこの時点のアムロからは「子供」という印象を拭えないな