頭をカラッポにして素直に楽しむタイプの話。突出した部分こそないが全体に高水準でまとまっていた。見て損はしないので気になるならおすすめ。
10話までは毎回驚きの連続で、映像も音楽も演出も素晴らしく、今期最大のダークホースと期待していたのだが、最後の最後で陳腐な展開に終わってしまった。ありきたりなネタの焼き直しでよくぞここまで盛り上げたとは思うが、正直期待外れという印象は否めない。最後の冷めっぷりがあまりにひどすぎたので、評価は普通の秀作ということで「良い」に留めておきます。
まぁこんなもんかな。結局最後はありきたりな設定と展開で、10話までのような驚きは無くなってしまったけど、演出の良さでなんとか乗り切った感じ。期待してた(しすぎてた?)だけに残念。
演出や人物描写、映像などのクオリティは極めて高い。ただ物語世界で「何が起こっていたのか」についての説明は最後までなく、過去作を含めたシリーズの背景世界を知っている前提で「こういうことが起こりうる世界」での人物の心情描写を徹底して追求している印象。シリーズ初見者への説明不足は否めないし、謎で気を引いておきながら回収せずに済ませる姿勢も正直感心できないが、他の部分には文句のつけようがないので、全体としては「良い」の評価としておく。
演出で押し切ってうまくまとめた印象。「何が起きていたのか」の説明は結局最後までなかった(そういう世界なのだ、で済ませてる感じ。過去作知らないとどういうことなのか想像できんだろこれ)けど、そこ以外は全体に高いクオリティで楽しめたかな。
SSSS.DYNAZENONに続いて、またしても評価に困るパターン・・・。最終話で評価が一気にひっくり返るのかもしれんけど、このままの流れで終わっちゃったら期待外れもいいところ。きっちり決めてほしいと思うが大丈夫なのかなこれ。
広げた風呂敷をたたむ気配が見えないので、いいのか悪いのか評価に悩む。もちろんクオリティは相変わらず高いんだけど、1クールものならそろそろ話が収束してなきゃおかしい訳で。一体ここからどうする気なんだろう。
おそらくはひねりをあえて廃したのだろう真っ直ぐな構成。ここまでは毎話どんでん返しを仕込んでただけにかえって新鮮やね。とはいえ核心の謎はまだ謎のまま。古典的な「ロボットの反乱」というモチーフと「心」というテーマに対して、果たしてどんな答えを用意してくるのか。楽しみで仕方がない。