サービス開始日: 2026-06-25 (132日目)
良かった・・・・・・・
アオハルですなぁ・・・・・・
青ブタが大好きで、「なんか青ブタっぽくね?舞台も一緒だし」とか思ってたけど、原作鴨志田一じゃん!ってなった。
鴨志田節、っていうのかな、ああいうアオハル感すごく好きです。
青ブタで受験はそこまで描かれていないけど、Just Because!は大きなテーマとして描かれてる。
翠山学院大学のモデルの青学は受けに行ったし、大学入ってからも遊びに行ってたりしてたから感慨深かったなぁ…
同じレベルの大学を計3つ受けて、青学だけ落ちたんだっけ・・・
試験の雰囲気もまんまだった。咳払いとかため息とか、ペンのカタカタ鳴る音とか、ペンを走らせる音とか、緊張感ある空気感とか、そういうのがまんまそれだった。懐かしいなぁ・・・
競争とかそういうの苦手なのに、なんであの雰囲気は大丈夫だったんだろうか。
音といえば、かなりしっかり音は再現されてると思った。特に野球の音。打つ音、転がる音。リアリティが高くて没入感がすごい。
声優の演技も演技演技してないし。
アニオリだから構成がきっちりしてて、テンポ感が最後の最後まで良い。
調べたらアニメとしては青ブタの1年前の作品だった。青ブタの助走だったのかな。
私は推理小説は全然読まないし、アニメでも漫画でもドラマでも映画でも推理モノは全然通ったことが無い。
そういう私でも、氷菓の推理の中身は語り方や構成に分かりやすさが行き届いて、でもつまらないとは全く思わず、しっかり難しい話があるにも関わらず楽しめる。
作画の素晴らしさは言わずものがな、情景描写のありえない画(千反田の髪が伸びて奉太郎に巻き付く、など)もきっと原作の表現を見事に視覚化したものだろうし、ストーリーは章立て形式なのに物足りなさが全く無く、キャラも少数に絞って深堀りが成されている。
全体として調和が取れた素晴らしい作品。さすが京アニ。
ただ、最後の5話だけは全て単話で終わるもので、少々消化不良を起こしているのはある。もう少し最後に向かって物語の掘り下げ感が欲しい。
あと、個人的に推理モノを通ってなかったのは、シンプルに自分のドストライクゾーンから外れるからであって、氷菓も他の京アニ作品や神アニメと思っている作品と比べて「神アニメ」と評せるかと言われるとちょっと違うかな、と思う。でもとてつもなく良いアニメだったのは事実。
※全部個人の感想です。断定の文法で書いていても全部個人の感想です(念押し)
シャフトの良さは、「非現実感」にあると思う。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、現実と非現実をはっきりと分かるように描写しなければならない物語。
シャフトの演出は全て非現実であるからこそ、ありえない画によって作品を魅せている。
物語シリーズ、まどマギ、ニセコイ、荒川アンダーザブリッジ。自分が見たのはこれらだが、程度の差こそあれ全て非現実の世界観であり、ありえない画を余すこと無く良きように使っている。
しかしこの作品ではそれが生きない。現実のシーンがあまりに多く、しかも現実は現実として描かねばならず、ただ綺麗な画に成り下がってしまっている(たしかにシャフトは作画が綺麗)。
そこで現実を現実として描くことが得意な京アニとどうしても比較してしまうのだ。
特に、響けユーフォニアムのあの現実感の凄みはとてつもなく引き込むものがある。今作もそういう現実感を目指して作ろうとしたのかもしれないが、シャフトとしてはお門違いというところだ。
シャフトと京アニ、そもそも毛色が違う。というより表現の仕方が全く違うのだ。
にも関わらず、現実を現実として描こうとしすぎた結果、「シャフトが京アニに寄せた」感がひしひしと感じられてしまう。
この作品は実写映画化もされているのだし、もっとシャフトらしさが前面に押し出た非現実を貫き通せるように再解釈を施した大胆なアレンジをしてから映画化するべきだったと思う。
であればこそ、声優陣もアニメ声優という非現実の演技のプロで固めて、シャフトっぽさを出してほしいと思った。
声優に関しては、現実感があまりに強い演技で、確かに「非現実感を感じさせない自然な演技」という、演技力だけ切り出した点においては評価に値する、かもしれないが、それはシャフトの魅せ方・作品全体の在るべきだった姿とは相容れない手法だ。
部分部分を見れば素晴らしいけど、調和が取れてない、ということなのか。
まあでも、「こういう表現も一回通っとく?」みたいなスタンスでやったんだとしたら、全然良いんじゃないかな。
今後に生きて、これ以降の作品でシャフトの表現力が豊かになった、と考えれば。
(考えながら書いてて、ここに行き着いて自分で腑に落ちてしまいました。まる)