教養を備えた高級娼婦、花魁みたいだなと。ヴェロニカさんは酸いも甘いも噛み分けてそうで、自分の地位の脆さ儚さについても俯瞰的に達観してる感じ。 アルテとレオとでは身分も違うし、恋愛関係になると生きづらくなることと、この時代で女性が一人で生きるには綺麗事だけでは厳しいことをヴェロニカさんは教えようとする。 アルテは純粋過ぎて危ういけれど、今、社会勉強をしているんだなと思う。どの職業でも一角の人にはどう生きるのかという覚悟がある。そこに触れてはっとするアルテ。いい作劇だなぁ。
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