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全体
普通
映像
良い
キャラクター
良くない
ストーリー
良くない
音楽
良い

人間失格というタイトルから人間の弱さを赤裸々に抉る感じや、SFというジャンルを期待してみていたので、中盤あたりから呆然とした。
君の名はで有名になったメソッドに倣ってハイスピードで細部を省略ぼかしながら話が進んで行く。何度も見返して色々解釈してほしいって意図かと思うのだけど、説明するところとしないところのバランスが悪いなと思った。

まぁ、あと、全然関係ないけど、エヴァンゲリオンって作品が後続作品に与えた影響は大きいなぁと思った。



普通

AIだけからなる工場、という設定の場合、ロボットが作業効率の悪い人形の形をしているのは、おかしいと思わなかったのだろうか…。
姿かたち、挙動から故障時の演出まで、細部に渡ってニーアオートマタをリスペクトしたのかな、というのが露骨で萎えた。SF作品の細かな設定はちゃんと0から組み上げて欲しい…。

シナリオに関して、物語が当初の流れから変わってきたのは期待通りで、続きが気になる展開ではあるけど、
上記点他、SFの設定の作り込みがゆるいのが、ここに来て加速している気がする(気がするだけかもしれない)。

修正史が正史と大きく違ってしまったって話が出てきたのだけど、
1番に考えるべきは

『vivyを形作るAIが感情を理解できるほど進化している(vivyが同時代のAIに比べてかなり人に近い)』ことが原因じゃないのか

ってことだと思うのだけど、なぜマツモトはそれについて真剣に検討しないんだ…。

正史より進化したvivyをもとに、シスターズが作られているはずなので、シスターズもまた何かしら進化している可能性が考えられ、

『正史より進化したシスターズが、修正史を大きく変えてる』ってことなんじゃないの、っ思ってしまった。

EDのドミノは暗に、vivyがすべての発端であることを示しているように思った。

・・・

タイムリープもののSF作品だと、『自らがタイムリープして繰り返すこと自体も歴史には織り込み済み』とか『最終的に自分が消えて問題を解決する』ってケースがあるけど、この作品はどういう結末をとるのだろうか。



全体
良い
映像
良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

面白かった。
作品の骨がしっかりしていて、主人公やライバル、南部贋作の心理面の描写がぐっと来た。てか、南部贋作が最高だった。最高だよ。。。

作品のテーマは、ED曲の歌詞がまさにそれかなと思った。
この作品は、メガロボクスという架空の競技を通して、『正面からモノゴトに立ち向かおう』っていう現代人に向けてのメッセージが込められているのかなと感じた。

作品全体を通して、テーマやメッセージ性はかなり的確に表現されており、刺さった。

なお、SF的な要素(AIやメガロボクス)に関する設定はガバガバという印象。本筋には関係ないので仔細なことと言ってしまって構わないと思うのだけど、作品の骨子がバッチリよくできているだけに、微に入り細に入り仕上げた印象が「ない」のは、ちょっともったいなく感じる。

ラストの大団円は『パードゥン?』って感じ。最近の作品はきれいごとで終わらない傾向があるのでなおさら、そもそも作品の方向性的にも少年漫画みたいに丸く収める必要なくね、という印象。まぁ、しかしおかげで見終わった後は爽やかな気分になれたので、良し悪しと言ったところで、好みの問題かもしれない。





























良い


とても良い


良い

クマが、人類とAIが戦争する歴史を「正史」って言ったのが気になるな。
正しい、とは。



良い


全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
良い

中年になって子を持つ親になってから見た感想としては、
なにこれ、めっちゃ良いやん。

主人公4人ともその気持ちがわかるので、とても魅力的。
10代の2人は若者らしい青々しさが全開で、
30代を迎えた2人は、社会の荒波に揉まれて現実を知ったからこその諦めの境地のようなものが感じられ、リアルだなぁと。
10代の2人の言葉に押されて、30代がまた前を向いて歩き出す、というラストの流れが好きすぎる。



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