Annictサポーターになると広告を非表示にできます。

いよいよ閉館日が迫り、占いや幻に頼り始めるくくるの焦りと必死さが痛々しくて。なぜそこまで必死なのか。両親の喪失が尾を引いてるのだと、水族館の閉館は彼女にとって二度目の喪失を意味するのだと、家に帰ると泣きじゃくる幼い彼女の姿を見て初めて合点がいきました。

そんなくくるの背中を見守り続ける櫂。幻を見たはずの彼がくくるの問い掛けに首を横に振る姿には、もうこれ以上偽りの希望に縋らせるわけにはいかないと、自分が彼女を悲しみから守るのだという決意表明に思え胸を打ちました。そしてくくるも拳を受け止める彼の姿をみて、水族館は無くなるのだという事を終に受け入れたように思います。



Loading...