サービス開始日: 2024-07-05 (271日目)
漫画の時点でかなり話題性があったけれど、未読。
『地動説』という天文学を中心に哲学や宗教の話をそれぞれの時代の人のストーリーで酷くも美しくも描かれている。
難しいと感じたりつまらないと感じる人もいるかもだけど、キャラクター、作画、音楽、構成も素晴らしくこういった類の話が好きな私にとっては間違いなく人生の心に残るとても素晴らしいアニメでした。
いい点・・・人間と妖怪が共同生活という設定がいい。導入がほのぼのしてて入り込みやすい。キャラがかわいい。小学生の等身大の悩みが描けていてよかった。話は重いけど泣ける。人間関係がいい。
悪い点・・・全体的に話が重い。終盤に向けてずっとそれが続くのはつらい。それぞれの関係性も掘り下げればあるのだろうけど、そこが描かれてないのでわからないところがたくさんあって視聴者おいてけぼりなところがあった。終盤にいくにつれてトラブルが起こるけど解決の仕方が雑に感じた。
ボリュームのある作品だったのでもっと話数があれば(2クールぐらい)丁寧に描けていたのではないかと思った。(原作は漫画らしいけどそっちはどうなんだろう?)
後に傑作と言われる作品のはじまり。
最初はかわいらしい女の子がたくさん出てくるのでほんわか日常ものだと思われる方が多いようですが、そう思って見ているといい意味で裏切られます。
吹奏楽部であるあるなトラブルに巻き込まれながら本人、吹奏楽部全体が成長していく過程を描いている作品です。
作中では人間関係の『ギスギス』がうまーく描かれています。それが解決した時のなんとも言えない気持ちはこの作品でしか味わえない気がします。
スポ根アニメと一言で言ってしまうのはもったいないアニメです。本当に素晴らしい作品です。
主題歌がとても人気ではあるけれど、アニメを見てる人はそれほどいるのかな?結構人を選ぶシナリオではないかなと思う。
子供の時に見たときは意味が解らないシーンが多々あったけど、大人になってみてみると心理描写や描き方がエグかったりする。
中二臭さが際立っているけどそこが好きな人にはたまらない作品だとおもう。