本作の素晴らしいところは、短い尺の中で主人公の黄前ちゃんだけでなくあすか先輩の闇を取りあげ、それに対して吹奏楽部の皆さんが一致団結して解決に取り組んでる様ですによねぇ。黄前ちゃんvsあすか先輩の駆け引きには緊張したし、同時にここでしか得られない信頼関係を築いたと思う。演出面では映像表現含めかなりアニメ的には完成型で正直文句をつけるポイントがない。素晴らしいの一言。
タイトルとは裏腹に観測船の力強さと、それぞれの人の思いと感情が重なって、なんだかもう凄いですよ。人を寄せ付けないこんなところに良く行こうと思ったもんだ。最後はやっぱり宇宙なんだねというメタファーかな。