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美羽ちゃんが登場したので期待したのに、失禁シーンがないなんて、スタッフにはがっかりですよ!(そんな尺はねえ)
双玉クラブでの修行は、原作から賭博要素を抜いて対局は残したのね。「賭博は違法です」という旨のテロップを出しておく、というのではあかんかったんかなあ。





















良い

おっと危ねえ、四人が日の出を見つめるシーンで涙がこぼれそうに。岩に登った四人を横からとらえたカットの構図もいいし、朝焼けの色もいいし、音楽もいい。映像作品だからこそ可能な感動があった。キマリが主人公らしい存在感を示したのもグー。
訓練のディテールも、知的好奇心が刺激されて面白かった。



全体
良い
映像
普通
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

彼女は最高よ!
テッサの潜水艦艦長としての活躍が堪能できるので、ITBは特にお気に入りのエピソード。ONSにあった、尺の長さに違和感を感じるカットはほぼなし。ONSはなんでああなっちゃんたんだろう……。クライマックスの宗介対ガウルン戦は、もうちょっと盛り上げて欲しかった。音楽の使い方を変えるだけでも、かなり違ったのでは、という気がする。





良い

上手いなあ。
フィルムの流れにメリハリがきいていて、スピーディーに畳み掛けるところとゆったり間を取るところとの落差が、互いをより効果的にしている。
それぞれのキャラの役割の割り振りも的確。どのキャラにも、そのキャラにしかできない言動があり、それが物語を進め、また互いの魅力を際立たせている。特に日向は、感情の機微に敏感で、そのへんを的確にフォローしており、物語に欠かせない潤滑油。声を担当する井口裕香さんの演技が光る。



うーん。
今回は、歩夢との対局、JS研、あいの両親登場、と尺に比してエピソードの量が多い。脚本レベルの問題として、各エピソード間の結合度が弱く、一話としてのまとまりを欠く、というのはあると思う。(ちなみに原作小説では、エピソード毎に章が分かれているため、こういった問題はない)
さらに大きい問題として、おそらくは絵コンテレベルで、脚本をなぞるのがやっとという感じで、起伏や緩急に乏しく、一話分のフィルムとしての流れを作れていないように思う。
結果として、エピソードが平板に並んでいるだけの、まるで回転寿司で皿が目の前を流れていくのを見ているような感覚に襲われた。
原作ファンとしては、対局が盛り上がらないと悲し過ぎるので、なんとか頑張って欲しい。





全体
良い
映像
普通
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

ああもうテッサたんかわええんじゃあああ‼︎
原作に忠実なので脚本には不満はない。だが、素人でも「なんでこんなに尺が長いの?」と違和感を感じるようなカットがちょこちょこあり、全体的にカット繋ぎがよろしくない。
おそらくは前述のカット繋ぎを始めとする主に演出面の問題で、一本の映画としての流れが滞っており、イマイチ気分が盛り上がりきれないのが残念。クルツの神業的狙撃とか、アーバレストの危機一髪での登場とか、もっと盛り上がっていいはずなのに。



全体
良い
映像
普通
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

アップコンのボケボケ画質は劇場の大画面で見るのは厳しい。数少ない新作カットは、解像度以外は15年前のTVシリーズにも劣り、誰これ状態。なんとか音響だけは劇場レベル。
それでも面白かった。クライマックスでちゃんと盛り上がれる。15年という時間に耐える原作の力よ。



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